ミランからセビージャへの移籍が決まったスソが、自身のSNSで古巣に別れのメッセージを伝えた。
2015年にミランの一員になったスソは、2016/17シーズンからレギュラーとしてプレーした。だが、今シーズンもコンスタントに起用されていたが、結果が出ず、ティフォージとの関係が悪化。最近の試合でも、メンバー紹介のアナウンスで同選手の名前が呼ばれるとブーイングが起きるなど、厳しい状況となっていた。
それでも、スソはミランへの感謝を忘れていない。インスタグラムに投稿した動画で、こう話している。
「本当に複雑な夜だった。ミラノでの最後の夜で、少し混乱していた。僕は口数が少ない。ただ、ミラノとミランが大好きだ。ミランのためにいつもベストを尽くしてきた」
「いつも誠実さや愛情をもってやってきた。君たちと一緒に僕は男になった。ピッチ上でのメンタリティを手にしたんだ。君たちのおかげで代表にも選ばれた。ピッチの内外で一人の男に成長できたんだ」
「ドゥオーモに散歩に行けなくなるのはさみしいね。ミラノが恋しくなるだろう。そこで働く人々、チームメート、友達、ディレクター陣、ティフォージ、みんな恋しくなる。ただ、特に一つ恋しく思うのは、ミランのユニフォームだ。僕が常に尊重し、愛してきたものだね」
「僕は後悔なく出ていく。顔を上げていくよ。僕のここでの仕事は終わった。今は別のことだね。でも、ここでの良いこともそうでなかったことも、ずっと忘れない」
「ミランが難しいときにやってきた。僕はずっと良いフィーリングだった。うまくいかないときも、このクラブをピッチから守るために努力した。僕たちは特殊な数年間をともにした。オーナーがかわり、たくさんのディレクターがかわり、選手もたくさん入れ替わった。僕はこれまでも、これからも、そして今回も、自分の感情をうまく伝えることはできていない。ただ、それでも信じてほしい。君たちのことを恋しく思う。ありがとう、ミラン。ずっと君たちのティフォーゾだ。愛を込めて。スソ」