監督としてコッパ・イタリアで激突したミランの盟友
10月31日にコッパ・イタリア・ラウンド32のサレルニターナ対サンプドリアが行われ、4-0でサレルニターナが勝利を収めた。
サレルニターナは成績不振でフィリッポ・インザーギ監督を招へいしたところ。その初戦となったセリエA第9節のカリアリ戦は2-2のドロー。続く第10節ジェノア戦は0-1で敗れ、サレルニターナは今季カンピオナート未勝利が続いている。それでも相手はセリエBで18位に低迷するサンプドリア。良いイメージを取り戻す意味でも勝利が求められるゲームとなった。
立ち上がりから順調だったサレルニターナは、特に20歳のルム・チャウナが大活躍。ドッピエッタの大暴れでチームの攻撃をけん引した。チャウナはリーグ戦でここまで6試合に出ているが、全て途中出場。これから出番が増える可能性もありそうだ。
4-0で試合を終えたサレルニターナは、8月14日に行われたコッパ・イタリア初戦のテルナーナ戦以来となる白星。セリエA次節の相手はナポリと苦しいところだが、インザーギ体制のスタートとしては悪くないかもしれない。
[11/1 16:00]掲載時に一部誤りがあったため修正しました。失礼しました。
ピルロ「ピッポは苦境を抜け出せる」
フィリッポ・インザーギとアンドレア・ピルロ。ミランで一時代を築いた盟友であり大の仲良しもである2人が監督として対戦したことは、多くの人にとって感慨深いものだろう。
サンプドリアのピルロ監督は試合後、敵将について次のように語っている。
「彼は優れた監督だし、今の苦境を乗り越えるはずだ。私たちはとても仲が良いのは知られていることだね。もちろん、再会はいつだってうれしいよ」