好ムードに水を差すドロー
セリエA第26節のミラン対サレルニターナが13日に行われ、1-1の引き分けに終わった。
ミランはサンドロ・トナーリがベンチスタートでラデ・クルニッチとイスマエル・ベナセルという中盤の構成になったほかは、大方の予想通りのメンバーでスタート。立ち上がりはサレルニターナに押し込まれることもあったが次第に落ち着いていった。
43分、ミランは最後尾のマリック・ティアウのミスからサレルニターナに大きなチャンスを与えてしまう。しかし、GKマイク・メニャンがペナルティーエリアから飛び出してブライユ・ディアの突破を阻止。守護神がチームを救った。
すると前半終了間際にベナセルのCKにオリヴィエ・ジルーがヘディングで合わせてゴール。カンピオナート4試合ぶりのゴールで先制した。
良い形で折り返したミランは、後半に追加点のチャンスもあったが、次のゴールはサレルニターナだった。61分にクロスボールをディアが決めて1-1となる。
ステファノ・ピオリ監督はズラタン・イブラヒモビッチ、ディボク・オリジ、シャルル・デ・ケテラールを投入して勝ち越しを狙う。
70分にはベナセルが敵陣ペナルティーエリア内で倒れて主審が笛を吹いたが、オンフィールドレビューで取り消し。PKを得られなかった。
終盤はトナーリも投入して前に出たミランだが、最後までゴールは生まれず、1-1で試合終了。チャンピオンズリーグ・ベスト8進出に盛り上がっていたムードに水を差すドローとなっている。