ミランは12日、セリエA第3節でラツィオをホームに迎える。サン・シーロのティフォージは、フランク・ケシエをどのように迎えるのだろうか。『トゥットスポルト』は8日、ブーイングを浴びせる可能性もあると指摘した。
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オーバーエイジ枠でU-24コートジボワール代表の一員として東京五輪に参加していたケシエは、大会期間中にミランへの愛情を口にしていた。そして、イタリアに戻り次第、残り1年となっている契約の更新を進めると述べている。この言葉にミラニスタたちは安堵し、ケシエへの愛情を再確認した。
しかし、実際にイタリアに戻ったケシエに動きはない。ここまでミランは年俸650万ユーロの5年契約をオファーしたが、選手側は800万ユーロを要求していると言われている。
こうなると、ミラニスタたちが心配するのは、今夏チームを去った2人のビッグネームと同じ道をたどるのではないかということ。守護神ジャンルイジ・ドンナルンマと10番ハカン・チャルハノールは、いずれもフリーでミランを退団した。ケシエにはパリ・サンジェルマンなどが関心を示しているとも伝えられており、不安は募るばかりだ。
ケシエは負傷で出遅れており、第2節まで欠場していた。今シーズン最初のゲームがラツィオ戦になるとみられている。『トゥットスポルト』は、「ティフォージはブーイングの準備もできている」とした。
サン・シーロの観客がケシエをどう迎えるのか。ラツィオ戦は、ティフォージの感情を知る上でも重要なゲームとなりそうだ。