ケシエの東京五輪行き、ミランは止めず。契約延長交渉は続く…

ミランのフランク・ケシエは、東京五輪参加が決定的となった。ただ、ミランは引き留めることはなかったようだ。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が29日に伝えている。

ケシエの五輪行きは複数メディアが報じていた

オーバーエイジ枠としてU-24コートジボワール代表に入り、東京五輪に出場する見通しとなったケシエ。7月から8月にかけて日本へ行くことが決まれば、当然ミランでプレシーズンを過ごすことはできない。さらに、コートジボワール代表は来年1月のアフリカネーションズカップにも出場するため、ケシエはシーズンで2度ミランを離れることになる。

『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、まずはパトリス・ビューメル監督がケシエに東京五輪参加の可能性を尋ねた。すると、ケシエは承諾し、すぐにミランにも報告したという。そして、ミランから止められることはなく、東京五輪のメンバーに入ることが決まったという。

五輪はクラブ側に選手派遣を断る権利があるものの、ミランはこれを行使しなかったものとみられている。

ミランはクラブとして選手の意思を尊重しており、選手たちに制限を課すつもりはない。もちろん、フィジカル的な問題があれば別だが、選手が五輪でのプレーを望むのであれば、それを邪魔する立場は取らないスタンスでやってきた。それを今回も貫く形だ。

ケシエ不在の間も、ミランは代理人と残り1年となった契約延長について話し合う予定。まだ金銭面の隔たりは大きいが、良好な関係が良い交渉につながるだろうか。

ケシエはインテルのターゲットとも…

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