コッパ・イタリア準々決勝のミラノダービーで起きたトラブルは、カンピオナートのミラノダービーに影響を与えるかもしれない。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は15日、この日、インテルのロメル・ルカクの聴取が行われる予定だと伝えた。
前回のミラノダービーでミランのズラタン・イブラヒモビッチと激しい口論になったルカク。その後スポーツ裁判所は、この騒動で特別な処分を科さなかった。それでも事態を把握するためにイタリアサッカー連盟(FIGC)の検察が調査を開始。主審への聞き取りや映像など用いて詳しく調べている。
イブラヒモビッチの聴取はすでに終わっており、15日にルカクにも話を聞く予定だ。これにより、検察の調査がほぼ完了する。ただ、ルカクの聞き取りを終えたあとも処分確定に日数を要するため、次節のミラノダービーには影響しないと記事は伝えた。
イブラヒモビッチが差別の類いの暴言を吐いたという話もあるが、『ガゼッタ』は「2試合の出場停止が最も可能性が高い」とみている。イブラヒモビッチは差別発言を完全に否定しており、10試合の出場停止という厳罰にはあたらないという判断になる可能性が高いという。それでも、「スポーツマンシップに反する重大な行為」で2試合の処分になる模様だ。差別発言であれば全てのコンペティションが対象だが、こちらはコッパ・イタリアに対する出場停止で、ミランもインテルも敗退済み。処分は来シーズンに持ち越される。
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