ユヴェントスのアンドレア・ピルロ監督は、フェデリコ・ベルナルデスキに新たな役割を試させている。『トゥットスポルト』が伝えた。
マウリツィオ・サッリ前監督の下でパフォーマンスが安定しなかったベルナルデスキは、この夏の放出が噂されたこともあるが、新監督はまだ可能性を感じているようだ。3-5-2の中盤に考えているという。
ピルロ監督は、フアン・クアドラードとアレックス・サンドロのポジションに選択肢を増やしたいと考えている。代表戦で多くのメンバーがチームを離れる中、ベルナルデスキにその適正があるかを見極めるつもりだ。
ユヴェントスでウイングバックといえば、ジャンルカ・ザンブロッタが思い出される。元々攻撃的な選手だったザンブロッタは、より守備的な役割を任されるようになってさらに価値を高めた。ベルナルデスキにサイドの全てを任せられるかを指揮官は確認したいようだ。
『トゥットスポルト』は、ベルナルデスキが過去にこのポジションを経験していると指摘。パウロ・ソウザ監督が指揮を執っていたフィオレンティーナでは3-5-2の右サイドを担当したことがある。また、ユヴェントス1年目の2018年は、マッシミリアーノ・アッレグリ監督の下、カリアリ戦でこのポジションを務め、同紙は「7.5」の好評価を付けたという。
ピルロ監督はフォーメーションを固定しない考えのようだが、ベースは3-4-3となる見通し。3-5-2は守備時の形となるようだ。その中盤にベルナルデスキを置く可能性を探っている。
「正しいタイミングだと確信した」。自信あふれるピルロ、目指すカルチョについても語る
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