CLで古巣から勝ち点2を奪ったビジャレアルDF
ユヴェントスは1日、UEFAチャンピオンズリーグ・リーグフェーズ第2戦でビジャレアルと対戦し、2−2で引き分けた。
Mad in Italy|イタリアの“遊び心”をまとうメガネとサングラスの哲学【イタリア企業とコラボ】初戦でボルシア・ドルトムントと引き分けていたユヴェントス。2戦目は1点ビハインドで迎えた49分、フェデリコ・ガッティのオーバーヘッドで追いつくと、56分にはフランシスコ・コンセイソンが敵陣でのボール奪取から自ら持ち込んで決め、逆転に成功した。
しかし、90分のCKでレナト・ヴェイガにヘディングでゴールを許し、勝ち点3を目前で逃し、手にしたのは1ポイントにとどまった。
ユヴェントスでは輝けず
レナト・ヴェイガは昨年夏、チアゴ・モッタ監督に求められてユヴェントスにやってきたが、監督交代やマネジメントの変更もあり、チェルシーから買い取ることはなく、セリエA13試合出場にとどまり、完全移籍には至らなかった。その後、ビジャレアルが2800万ユーロを投じて獲得。今回の一戦で、その投資の価値を見せつける形となった。
『TMW』はレナト・ヴェイガに7.5の高評価を与え、「古巣相手でも動じることなく守備で安定感を見せ、デイヴィッドら攻撃陣にほとんど仕事をさせなかった。さらに攻撃でも決定的な働きを見せ、90分にCKから同点ゴールを決めた」と寸評している。
「敬意を欠くつもりはなかった」
試合後、レナト・ヴェイガは『スカイ』のインタビューでユヴェントスへの思いを語った。
「試合後、ほとんどの選手と話をした。僕はみんなのことが大好きだし、彼らも同じことを言ってくれた。ユヴェントスは素晴らしい選手がそろったチームだけど、何より素晴らしい人間たちが集まっているクラブだ。ユーヴェはいつも僕の心の中に大きな場所を占めているよ」
「ゴールを決めて喜んだのは、僕がそういう人間だからだ。試合を強く感じながらプレーしている。誰に対しても敬意を欠くつもりはなかった。ユヴェントスで過ごした時間は短かったけれど、とても素晴らしい時間だった」