大一番制すも内容に不満残るユヴェントス指揮官
ユヴェントスは22日のセリエA第9節でミランに1−0で勝利した。ビッグマッチを制したものの、マッシミリアーノ・アッレグリ監督の表情は浮かない。試合後、『DAZNイタリア』にコメントを残した。
ミラン相手の白星ではあるが、ユヴェントスは前半の終盤から数的優位だったことも考えると、納得できる内容というわけではない。終盤にはアッレグリ監督がピッチサイドで激怒するシーンもあった。
アッレグリ、激怒のわけ
「勝って満足していたら、どこにもたどり着けない。数的優位でのボールの扱い、試合のコントロールをもっと改善しなければいけない」
「カウンターのリスクを抑えたままシュートまでいけなけばダメだ。ラファエル・レオンのような選手がいるから、アドバンテージを感じることはできない」
「我々は首位を争うレベルにない。チャンピオンズリーグ出場権が目標のままだ。スクデットを争うのはミラン、インテル、ナポリで、フィオレンティーナ、ローマアタランタらが次の勢力だ。我々は一歩ずつ前進していくしかない」
荒れ狂うアッレグリ
満足した部分は?
「久々にミランに勝ったことはうれしい。守備は良かった。ラファエル・レオンに対してはフェデリコ・ガッティとティモシー・ウェアがうまく対応した」
「(マン・オブ・ザ・マッチのマヌエル・ロカテッリは)批判されることも多いが、あのポジションで多くのことをしている。さらに成長できる選手だね」