アントニオ・コンテが22日、『ボボTV』でユヴェントスについて語った。『TMW』などが取り上げている。
ユヴェントスはチャンピオンズリーグで敗退したのに続いて、カンピオナートのベネヴェント戦で敗戦。痛恨の黒星でスクデットレースから後退し、一部ではアンドレア・ピルロ監督の解任を噂する声も出ている。
カッサーノはユヴェントスについて、次のように語った。
「新しいサイクルを始めるなら、優秀な若手は欠かせない。クルゼフスキ、キエーザ、デ・リフトでは十分じゃない。あと2、3人優秀な若手がほしいところだ」
「来シーズンはロナウドがどうするかにだいぶ影響される。彼の給料で2人はハイレベルな選手を連れてくることができる。それに加えて、ボヌッチ、キエッリーニ、ブッフォンがどうするかも大事だ」
「オレはピルロの責任は大きくないと考える。素晴らしいキャリアを過ごすだろう。ただ、時間が必要だ。ユヴェントスのこの現状は、チームをフレッシュな人材を入れていないクラブにある」
カッサーノは、クリスティアーノ・ロナウドの扱いが難しいと指摘した。
「サッリのあとでピルロがきたときにロナウドを残したのが間違いだった。彼は3、4年前の選手じゃない。フレッシュな力が必要だし、それがピルロの必要としていたものだ。初心者マークでフェラーリは危ないよな。世界で最もメディアの注目を集める選手がいることは、問題になる可能性がある」
ロナウドの後釜はいるのだろうか。カッサーノは少々意外な名前を挙げた。
「イカルディはロナウドのほどのステータスがあるわけじゃない。でも、イタリアで25得点を決められる。ユヴェントスが財政的に獲得できる範囲だ。ハーランド、ムバッペ、メッシはムリだろう。あとアグエロも契約満了らしいしアリだね」