ユヴェントスは22日、セリエA第14節でフィオレンティーナをホームに迎え、0-3で敗れた。今シーズン・リーグ戦初黒星となっている。
ユヴェントスは開始直後に先手を取られる。フィオレンティーナは3分、自陣中央からリベリがスルーパスを出すと、抜け出したブラホビッチが先制点を決めた。
16分には試合を大きく左右するアクシデント。16分、クアドラードのドリブルが大きくなってスライディングで奪い返しに行くと、カストロヴィッリと交錯。主審は警告を出したが、VARで確認した結果、レッドカードに変更された。
これにより、ユヴェントスはラムジーを下げてダニーロを投入、4-3-2のシステムに変更した。ユヴェントスは後半からモラタを下げてベルナルデスキを入れて、4-4-1にチェンジ。それでもボールをキープして同点弾を目指していく。古巣相手に燃えるキエーザが積極性を見せたが、良い時間帯に同点弾が生まれない。
すると疲れが見えてきた終盤に力尽きた。75分、フィオレンティーナは左からビラーギがクロスを入れると、ユヴェントスはアレックス・サンドロがオウンゴール。その5分後にはカセレスにもゴールが生まれて勝敗が決まった。
2点目と3点目の間にはユヴェントスにとって不満のシーンがあった。ベルナルデスキがGKドラゴウスキに押し倒される形となったがPKは与えられていない。
ユヴェントスは2020年最後のゲームで今季リーグ戦初黒星。これで欧州5大リーグで無敗を継続しているのは、ミランのみとなっている。
試合後コメント
アンドレア・ピルロ監督
レオナルド・ボヌッチ
「今シーズン前半戦で最もひどいユヴェントスだった。ティフォージに謝罪する。それ以外にない」
チェーザレ・プランデッリ監督
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