インテルFWマウロ・イカルディのパリ・サンジェルマン移籍が確実になった。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などは30日、両クラブの取引の詳細を伝えている。
29日に合意に達したとみられている両クラブ。移籍金は5000万ユーロ+ボーナス700万~800万ユーロで決着したとみられている。
ただ、これ以外にもインテルはパリ・サンジェルマンに約束を取りつけた模様だ。
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その約束とは、イタリアのクラブにイカルディを売却しないこと。仮にイタリアのクラブに売却した場合、1500万ユーロの追加料金が発生するという。
対象は「イタリアのクラブ」だが、インテルはもちろんユヴェントスを意識しているものとみられる。昨年夏にイカルディを狙ったユヴェントスは、ゴンサロ・イグアインを失う可能性がある今夏も獲得に興味を示していることが伝えられていた。
仮にイカルディをユヴェントスに売った場合、パリ・サンジェルマンは元々設定されていた7000万ユーロの完全移籍オプションを行使した方が安上がりとなる可能性もある。それだけに、イカルディの即イタリア復帰は実現しないと考えるのがシンプルだ。