ユヴェントス移籍を振り返るカンナヴァーロ「インテルに残りたかった」

2002年から2004年にかけてインテルでプレーした元イタリア代表のファビオ・カンナヴァーロ氏が、当時を振り返った。『スカイ』の番組での発言を『FcInterNews』が取り上げている。

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カンナヴァーロ氏は2004年にユヴェントスへ移籍した際、インテルのティフォージとの関係が悪化した。当時のユヴェントスGMルチアーノ・モッジの指示でロベルト・マンチーニ監督との関係を悪くし、移籍を容易にしたと言われている。

しかし、カンナヴァーロ氏は事実ではないと主張した。

「人々はおろかで、私がモッジから連絡を受けて、故意にとか、プレーを望まなかったと考えるようになった。ティフォージは愚かで、インテルで働く人は素晴らしかった。みんな素晴らしかったし、私はそこで素晴らしい日々を送った。過ちといえば、立ち止まらなかったことだ。けい骨のストレスを抱えながら1年半プレーし続けてしまった。かなり苦しんだよ」

「移籍するためにわざとプレーしなかったと思う人がいることを残念に思う。クラブに放出されたときのことを覚えているよ。オリアーリが私のところにきて、『残念だが、クラブは君を放出することに決めた。取引は完了した。明日行ってくれ』と言われたんだ。私は『どうして? ここに残りたい。どこへ行かなければいけないんだ?』と答えた。そうしたら彼は、カリーニとのトレードでユーヴェだと言ったんだ。ただ、私はインテルに残りたかった。素晴らしい時間を過ごしたからね。倉庫番からシェフまで、みんな素晴らしいかったよ。それから代理人から電話がかかってきて、真実ではない話が出回ったんだ」

「カリーニとのトレードだったこともあったし、(ユヴェントスでの)1年目で38試合に出て、2年目は36試合に出た。(イタリア代表は2006年)ワールドカップで優勝して、僕はバロンドールとFIFAワールドプレーヤーを受賞した。だから、インテルのティフォージが不快に思って邪推するのは当然かもしれない」

「ただ、繰り返しになるけど、私のケガは重大なものだったし、そのときにすぐにストップしなかったことは間違いだった。ただ、(インテル)1年目でチャンピオンズリーグ準決勝まで行ったことを忘れてほしくない」

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