バッチン体制でも補強の考え方は変わらず
インテルは5日、クラブ公式サイトでシモーネ・ロ・スキアーヴォのディレクター・オブ・フットボール・デベロップメント就任を発表した。
ロ・スキアーヴォは同日からクラブでの業務を始め、ダリオ・バッチンSD(チーフ・フットボール・オフィサー)の直属で補佐を務める。
インテルでは9月に、ピエロ・アウジリオがSDを退任し、その右腕だったバッチンが後任に昇格していた。
アウジリオは28年にわたってクラブに仕えた。顔ぶれは変わっても、クラブの方針は変わらない見通しだ。
●パレルモを去ってインテルへ来るロ・スキアーヴォのキャリア(2026/10/30)
ロ・スキアーヴォの就任
ジュゼッペ・マロッタ会長は、「ロ・スキアーヴォは専門性と大きな熱意を持ってクラブに加わった。スポーツ部門での日々の業務で、その貢献は貴重なものになるだろう。我々は歓迎するとともに、良い仕事を祈っている」と述べている。
クラブの発表によると、ロ・スキアーヴォはヴィボネーゼでの経験を経て、ローマではスカウティング部門の責任者とユース部門の技術コーディネーターを歴任。その後、サレルニターナでスカウティングの責任者を担い、パレルモのスカウティング部門に加わった。発表文には、クラブ全体からの歓迎と、インテルでの今後の活躍を願う言葉も添えられている。
補強の方針は変わらず
『FcInterNews』によると、市場での方針は、これまでのクラブ運営の考え方と同じだという。25歳以下の選手を狙い、すでに大きな可能性を示していて、インテルでさらに価値を高められる選手が対象になる。
バッチンが拠り所とするオークツリーの方針は、クラブが無理なく払える水準の年俸が前提となっている。そのため、移籍金のかからない選手であっても、若くはなく大型契約を求める選手は、対象から自動的に外れる。
『FcInterNews』の見方では、来夏の方針も、オークツリーの下で行われた過去2回の夏と同じ形になるという。
オーナー側の意向は、すぐに戦力になる選手で補強しつつ、将来売却した際にはインテルの財政に利益をもたらす選手を選ぶことだという。ただし、市場で機会が訪れた場合、スポーツ部門の必要性には上限を設けない。

