来季の目標はCLでの成功
インテルのジュゼッペ・マロッタ会長が27日、『DAZNイタリア』のインタビューに応じ、今夏の移籍市場における方針や来季の目標、さらには過去の歴史的な出来事について広範に語った。
バストーニの去就と現主力の維持
去就が注目されるアレッサンドロ・バストーニについて、マロッタ会長は放出の可能性を明確に否定した。
「ティフォージはバストーニの将来について、枕を高くして眠ることができると私は思っている。インテルは原則として、選手を売りたがるクラブではない。もし選手が去るのだとすれば、それは本人が退団の意思を表明した場合だけだ」
「はっきり言っておくと、バストーニは退団の意思をまったく示していない。彼はここで満足しており、我々も彼を売却する必要はない。今後も我々と共に残るだろう。ユヴェントス戦でのミスについては、理性というよりも本能によるものだった」
さらに、今夏の補強計画についても言及し、現在のチームが持つ安定性を強調している。
「我々はチームの刷新を考えていない。このチームには、数年前から在籍している選手たちによる確固たる骨格、明確な背骨が存在する。ラウタロ(・マルティネス)、(ニコロ・)バレッラ、バストーニ……、適当にこの3人を挙げているわけではない」
キヴ監督の契約延長
また、既定路線となっているクリスティアン・キヴ監督との契約更新についても、極めてポジティブな見通しを示した。
「彼には契約があり、それを延長するつもりだ。これは単なる形式的な手続きに過ぎない。経済的な面でも、報いるに値する。彼は状況に見合う実力があること、撤退や困難な局面に動じない強さがあること、そして国内で台頭しつつある若手監督の一人であることを証明した」
UEFAチャンピオンズリーグへの想いと将来のビジョン
マロッタ会長にとって、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)制覇は、キャリアの集大成としての特別な意味を持っている。
「ライバルたちへの敬意があるからこそ、私はこれを『夢』だと考えている。我々は3度目の決勝進出を果たしたい。4度の決勝敗退を経験した私に、選手たちがこのトロフィーをプレゼントしてくれることを切に願っている。引退する前に、ぜひとも掲げたいものだ」
「来季の目標は、欧州の舞台で成果を出すことだ」
ユヴェントス退団の真相とロナウド獲得の裏側
インタビューでは、ユヴェントス退団の真相と、クリスティアーノ・ロナウド獲得オペレーションの内幕についても語られた。
「ユヴェントスを去ったのは、経営陣を若返らせたいというクラブの意向によるものだった。アニェッリには彼のビジョンがあり、お互いに敬意を払いながら、それぞれの道を歩むことになった」
当時噂されたC・ロナウドの獲得を巡る確執については、一部の憶測を否定しつつ、当時の自身のスタンスを説明している。
「C・ロナウドに関するオペレーションについては、私は全面的に賛成していたわけではない。都市伝説のような噂も耳にするが、それが理由で辞めたわけではない」
「彼は偉大なカンピオーネだが、当時の我々にとってはあまりにも規模が大きすぎるオペレーションだと考えていた。会長がその選択をし、私はそれに従ったのだ。別れの瞬間は悲しかったが、新たな扉が開く確信はあった。その24時間後には、スティーブン・チャンからの電話があったのだからね」
ロメル・ルカクへは冷ややかな視線
かつてインテルのエースとして君臨しながらも、不透明な形でクラブを離れたロメル・ルカクの現状について問われると、苦言を呈する形で締めくくった。
「彼のそのような姿を見るのは残念であり、我々の視界からは外れてしまった。しかし、それも彼のキャラクターの一部なのだろう。我々に対しても戻ってくると約束しながら、二度と戻らなかった。それもまた、人の限界の一部ということかもしれない」
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