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インザーギ「インテルは優勝候補」「左CBを探している」。前線補強はなし

【写真】Marco Iacobucci Epp / Shutterstock.com

ジェノア戦でスタートとするネラッズーリ

インテルは17日、セリエA開幕戦でジェノアと対戦する。シモーネ・インザーギ監督が前日会見に臨んだ。

2023/24シーズンのセリエAで優勝したインテルは、夏に大規模な補強を行わず、継続路線で新シーズンを迎える。優勝候補筆頭という声もある中、指揮官はプレシーズンで良い準備ができたと感じている様子だ。

「新シーズンが始まる。難しい敵地で、難しい相手との開幕戦だ。我々は最高のスタートを切るために準備をしている」

「優勝したことは満足しているが、それを引きずってはいけない。我々にはタイトルを守るという使命がある。その準備はできているし、前シーズンの優勝チームが苦戦してきたことも知っている。それでも良い感じでやってきた」

昨季はライバルたちがことごとく「自分たちは優勝候補ではない」と繰り返した。インテルは優勝候補という立場を受け入れるのか?

「スクデットを獲得したかどうかに関係なく、我々は常に優勝候補の一つだ。順位どうこうはあまり好きじゃない。我々指導者はできるだけ多くの試合に勝って、できるだけ多くのタイトルを手にしたいと思っている」

「多くのチームが積極的に投資している。我々もチームの土台を維持しながら強化した。ブキャナンの負傷でまだ補強の必要性があるが、今日も会長やディレクターと話している。優秀な幹部がいることは幸運だ。彼らは優れた選手が必要だと分かっている。そうすることでチームのローテーションがより強固なものになるはずだね」

ラウタロ・マルティネスは先発が予想されている。合流して日が浅いが、コンディションは問題ないのだろうか

「トレーニングを見て評価しているところだ。ラウタロは到着してからとても調子が良い。すぐに先発させるかは分からないが、いつもどおりやる気十分だね。クラブはあと数日オフを与えていたが、チームに余裕がないことを知って、彼は大きな責任感を持ってオフを切り上げてきてくれた」

カンピオナート連覇とチャンピオンズリーグ決勝ならどちらをとる?

「私も答えを出そうとしてきたが、答えはないよ。イスタンブールで始まり、昨季のカンピオナートにつながった。その中で素晴らしい感動を経験してきた。周囲からの賛辞ももらった。それを誇りに思ってはいるが、答えを出すのは簡単ではない」

前線補強はないのだろうか

「メルカートは動いているが、クラブと話して我々は5人のアタッカーでこのまま進むことにした。これで十分だと感じている。いま足りないのは左センターバックで、そこの補強を進めている」

ジェノア戦ではヤン・ビセックの先発が噂されている

「彼はとても良い感じにトレーニングしている。昨季からすでに大事な選手で、多くの試合に出場した。ほかの選手同様、良い準備をしてきたね。私はパヴァールか彼かを選べる。まだ分からない。明日を待っていてほしい」

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