「完璧な状態でなくても呼ぶべき」とベルゴミ&カペッロ
ニコロ・バレッラが2つの側面で注目されている。契約延長間近というニュースはインテルにとって良い知らせだが、EURO2024に向けてコンディションが微妙というのはイタリア代表にとって不安だ。
契約延長
『スカイ』によると、バレッラの契約延長は最終段階に入った。年俸はボーナス込みで700万ユーロほどで、契約期間は2029年までとなる。
バレッラはインテルに満足しており、家族もミラノでの生活を快適に感じているとのことで、環境を変える理由はないと言われている。
疲労困憊？
そのバレッラは、筋肉疲労によりトルコ代表とのテストマッチをパスした。ルチアーノ・スパレッティ監督は初戦までに回復する見込みと話していたが、これも微妙という見方がある。
バレッラは今季、57試合に出場した。状態は深刻ではないものの、イタリア代表でも主力なだけに、慎重に扱う必要がありそうだ。
大御所たちはイタリア代表入りを支持
インテルのレジェンド、ジュゼッペ・ベルゴミは『スカイ』で次のように語っている。
「バレッラの代わりを見つけるのは難しい。インテルの副キャプテンとして成長したシーズンだった。彼はコンディションが完璧じゃなくても連れて行くべきだ。イタリア代表でもとても重要な役割を担っている」
また、ファビオ・カペッロも『スカイ』でバレッラの重要性を話した。
「技術的なクオリティー、ダイナミズム、パーソナリティーといったことから、私なら完璧な状態じゃなくても連れて行く。スパレッティが彼を呼んだのは正しい判断だ。ロッカールームでリーダーシップを発揮できるし、チームに好影響を与えられる選手だ」
