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イタリア代表除外のアチェルビ、問題発言を否定。インテルは確認を急ぐ

人種差別的な発言はあったのか

インテルのフランチェスコ・アチェルビは、出場停止処分を受けることになるのだろうか。大きな注目を集めている。

フアン・ジェズスに人種差別発言?

アチェルビは17日に行われたセリエA第29節のナポリ戦で、相手DFのフアン・ジェズスに人種差別的な暴言を吐いたとされている。その影響で、18日にはイタリア代表からの離脱が決定した。

ナポリは18日、クラブ公式SNSで人種差別撲滅を訴える動画を投稿しており、前日に起きたことの重大性を強調するような形となっている。

ナポリは人種差別撲滅を訴える

アチェルビは否定

アチェルビ側は、全てに納得しているわけではないようだ。

イタリア代表のルチアーノ・スパレッティ監督は18日の会見で、「フランチェスコから話を聞いた限りでは、人種差別はなかった」とコメント。「ただ、各々が自分の行為や言動に責任を持つべきで、それが代表チームの選手ともなればなおさらだ。こういったエピソードで決断を下すのは残念」、「こういった立場はとりたくないが、まだはっきりとしたことが分かっていないとしても、国を代表して主要スポーツの舞台に立つ責任を持っており、行動をする必要があった」と述べた。

アチェルビ本人は、「僕の口から人種差別にあたる言葉は一切出ていない。だから落ち着いている。人種差別的なことは言っていない。そこは確かだ」と話した。フアン・ジェズスに謝罪したのは「お互いに理解し合ってなかったから」と説明し、「僕は20年間サッカーをしていて、自分がどうかは分かっている。これまで一度も人種差別的な言葉を発したことはない」と強調した。

アチェルビの処分は?

人種差別発言が確認された場合、ルール上は最大10試合の出場停止と罰金処分ということになる。インテルは18日、クラブ公式サイトで「昨夜起きたことについて、インテルはできるだけ早く選手と話し合い、何か起きたのかを正確に把握する予定」と声明を出した。

●アチェルビ、イタリア代表から離脱。マンチーニを追加招集
●インテル、アチェルビの処分は最大10試合
●インザーギは「彼が説明するだろう。私から言うことは何もない」
●インテル戦で同点弾のフアン・ジェズス「アチェルビは謝った」

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