サレルニターナに大勝したインテル
インテルは9月30日のセリエA第7節でサレルニターナと対戦し、アウェーで4-0と大勝した。イタリアメディアの選手採点を紹介する。
ベストプレーヤー
この試合のマン・オブ・ザ・マッチは満場一致でラウタロ・マルティネスだ。途中出場で4ゴールという偉業は圧倒的なインパクトを残している。『FcInterNews』と『TMW』は9を付け、『スポルトメディアセット』は8とした。
『FcInterNews』は「細かいことを言えば、サレルニターナの幻の同点弾につながるボールロストもあったが、54分に入ってどんどんゴールを重ねた彼にどう文句を言えようか」と称賛。『TMW』は「試合のストーリーを完全に変えた」と称えた。
マン・オブ・ザ・マッチ以外での好評価は意見が分かれている様子。『TMW』はニコロ・バレッラの名前を挙げて「今季最高のバレッラ」と見出しを打っている。「ムヒタリャンが近くに入り、ラウタロ・マルティネスが前線になったとき、彼は今季最高のパフォーマンスを見せた」と後半のできを称えた。
『スポルトメディアセット』はラウタロ・マルティネスに次ぐ2番目の好評価がマルクス・テュラムで7。「前半は軽いプレーもあったが、深い位置でのプレーと汚れ仕事をこなした。PK獲得にラウタロ・マルティネスのゴールのアシストもあった」としている。
『FcInterNews』はバンジャマン・パヴァールとカルロス・アウグストに7を付け、それぞれの活躍を称えている。
ワーストプレーヤー
ラウタロ・マルティネスのゴールが決まるまでは難しい試合だったインテル。あまり好印象でなかった選手がいることも確かだろう。
その一人が、ラウタロ・マルティネスに代わって先発したアレクシス・サンチェスで、『TMW』で5、『スポルトメディアセット』で5.5だった。ただし、『FcInterNews』では6.5の好評価となっている。
『TMW』は「立ち上がりはドリブルとボール奪取を繰り返す最高のスタートだったが、10分と持たず」という評価。『FcInterNews』は「前半はあらゆる仕事をした。味方にボールを入れて何度もチャンスを生み出した。チャンスを活かせなかったのは残念」としている。
そのほかではハカン・チャルハノールが低めの評価だった。