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やっていないけど…。モラッティ、過ちを認める「私だったら監督を解任していた」

シモーネ・インザーギの手腕を称える元インテル会長

元インテル会長のマッシモ・モラッティ氏が、『ジョルナーレ・ラジオ』のインタビューに応じた。2022/23シーズンのインテルについても語っている。

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今季のインテルはカンピオナートでの不振で何度も批判の対象になった。特にシモーネ・インザーギ監督には非難が相次ぎ、「シーズン終了後の解任はすでに決定事項」「即解任もあり得る」といった論調ばかりだった。

それでもインザーギ監督のもとでインテルはチャンピオンズリーグ決勝を戦い、現在は契約延長の報道も出ている。

自身が今もインテルの会長だったら、インザーギ監督を解任していたかと問われたモラッティ氏は、次のように答えている。

「ウソはつけないね。きっとそうしていた。そして、何度かやってしまったように、私は過ちを犯していただろう。彼は自身の能力を示した。そしてチャンピオンズリーグ決勝に導いた。素晴らしいことだ」

モラッティ“会長”なら、来季に向けてインテルをどうするだろうか。

「分からないことが多い。例えばロメル・ルカクは自分たちの選手なのか、それとも買い戻されるのかとか、そういったところが不明だ。とにかく、2010年と感じとしては似ている。ベースを維持していきたいと思うだろう。中盤は強力だし、最終ラインは思っていた以上に強い。そしてアンドレ・オナナという頼りになるGKも見つけた。前線に目を向けるべきだろうね」

そのオナナは移籍が噂されている。

「残留を願うよ。彼は勇敢だし能力が高い。ほかの選手のお手本にもなれる。みんなに愛されているね。それは大事なことだ。ニコロ・バレッラみたいに、いま失うことができない選手の一人だ」

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