インテルにコンテのような指揮官を求めるファンタントニオ
アントニオ・カッサーノが『ボボTV』でインテルのシモーネ・インザーギ監督について語った。『FcInterNews』が29日に取り上げている。
これまでにインザーギ監督を酷評してきたカッサーノ。自身の意見を曲げるつもりはないが、チャンピオンズリーグで優勝すれば納得せざるを得ないようだ。
「インザーギはカンピオナートに比べて一発勝負に強い印象だ。そういうゲームでは彼の強さが出る。最後に出てくるのは彼というよりも、チームのモチベーションだろうけど、モチベーションあってこそのチームづくりなんだろう」
「昨季はカンピオナートで失敗し、今季はカンピオナートで大失敗だ。ポルト戦は運がよかったけど、ベンフィカ戦はよかったね。コッパ・イタリアのユヴェントス戦はファーストレグで少し不運だった。でも、セカンドレグで勝ちきった」
「チャンピオンズリーグで優勝したら、続投するのが妥当だろう。インテル内部の人間からは、彼は人が良く、ハードワーカーで、ピオリのように進んでいけばトップになれると聞いているよ」
「でも、ナポリと勝ち点20差はやっぱり考えられない。カンピオナートで不振。カップ戦ではまあまあ、チャンピオンズリーグで優勝できないなら、監督交代が正しい道だ」
「コンテを好きか嫌いかは別として、彼は一流だ。常に勝利にどん欲だね。インザーギはそのステータスがない。今のインテルに必要なのは、ステータスのある監督だ」