ケパ+金銭で交渉か
インテルのGKアンドレ・オナナに対して、チェルシーが関心を強めている。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が25日に伝えた。
チェルシーは以前からオナナの獲得に興味を持っているが、最近はそれがさらに強くなっているという。チャンピオンズリーグのポルト戦、ベンフィカ戦に続いて、26日のコッパ・イタリア準決勝セカンドレグ・ユヴェントス戦でも視察に訪れるようだ。
チェルシーの幹部はすでにインテルに働きかけているという。チェルシーが提示している条件は、GKケパに金銭を加えるという条件。レギュラーGKを差し出して後釜を獲得するつもりだという。
チェルシーはオナナのほかに、バレンシアのジョージア代表GKギオルギ・ママルダシュビリにも興味を持っているが、オナナがトップターゲットだという。
インテルに選択肢なし?
インテル1年目で正守護神の座を獲得し、さらにリーダーシップも見せているオナナ。サミル・ハンダノビッチからの世代交代はうまくいった形で、簡単に手放せる存在ではない。
ただ、「インテルのディレクター陣に選択の余地はない」と『ガゼッタ』。1年前にフリートランスファーで獲得したオナナに4000万ユーロ程度の価値が付くのであれば、クラブに大きなキャピタルゲインをもたらすことは明らかで、経営としてはどうしようもないとしている。
インテルはケパについて検討しつつ、エンポリのグリエルモ・ヴィカーリオについてもチェックを続けている。オナナ放出は避けられないのだろうか。