またしても決められず…
15日に行われたセリエA第30節でインテルはモンツァをホームに迎え、0-1で敗れた。
チャンピオンズリーグ準々決勝ベンフィカ戦のセカンドレグが控えるインテルは、ロメル・ルカクとホアキン・コレアを2トップに起用。中盤の底には前節に続いてクリスチャン・アスラニが入った。
インテルは開始4分でルカクにヘディングシュートの好機が訪れるも枠外。その後は主導権を握りながらも、決定機は多くない展開となった。デンゼル・ドゥンフリースのクロスが精度を欠くなど、最後のパスが通らない。コレアのシュートは惜しかったものの、相手GKディ・グレゴリオの好守に阻まれた。
29分にはモンツァのステファノ・センシが負傷。筋肉系の問題で自ら歩いてピッチから出た。センシの度重なる不運を知っているだけに、サン・シーロのインテリスタたちからは拍手が送られている。
全体的にリスクを冒すことを嫌った印象。できればリードしたいところだが、無理もしないというイメージで、均衡破れず折り返した。
後半の立ち上がりにインテルはトラブルが発生。ステファン・デ・フライが見事なシュートブロックを見せた際に負傷して交代を余儀なくされる。
0-0で時間が経過する中、インテルは70分にギアチェンジ。アスラニ、コレア、ムヒタリャンを下げて、ラウタロ・マルティネス、マルセロ・ブロゾビッチ、ハカン・チャルハノールを投入した。
しかし、先制したのはモンツァ。78分にCKのチャンスを得ると、アレッサンドロ・バストーニのマークを完全に外したカルディローラがヘディングで決めた。
インテルは81分に最後の交代カードを切ってダルミアンを下げてエディン・ジェコを投入して巻き返しを測る。
だが、最後までゴールネットを揺らすことはできず、試合は0-1で終了。インテルはセリエAで5試合白星なしとなった。
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