バストーニにも各メディア高採点
インテルは11日、チャンピオンズリーグ準々決勝ファーストレグでベンフィカと対戦し、敵地で2-0の勝利を収めた。イタリアメディアの選手採点を紹介する。
●インテル、敵地でベンフィカに先勝! ベスト4へ大きく前進【チャンピオンズリーグ】
前半から質の高いプレーを見せ、後半に2ゴールを奪って快勝したインテル。セリエAでの不振を吹き飛ばす意味でも大きな試合となった。
インテルで特に高い評価を受けているのは、先制点を決めたニコロ・バレッラ。『FcInterNews』と『スポルトメディアセット』は7.5、『TMW』は8を付けている。『スポルトメディアセット』は、「最初から印象的だったが、常に集中力があり、ナーバスになることもなかった。ヘディングは得意ではないが、抜群の飛び出しでゴールを奪った」と寸評を付けている。
無失点で勝利を収めたインテル。完璧という声もある内容なだけに、チーム全体として評価は高い。アシストも記録したアレッサンドロ・バストーニには上記3メディアとも7.5としている。
一方で心配なのが前線だ。先発したラウタロ・マルティネスとエディン・ジェコは各メディアとも低い評価。5〜5.5の採点だ。
このところ前線の決定力不足で苦しい状況になっているインテル。ベンフィカ戦ではバレッラが決めたものの、やはりFW陣にゴールが生まれないのは気になるところだろう。この勝利をきっかけに前線にも活気が戻ることに期待したい。