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メンバーを固定しがちなインテル指揮官
インテルは4月の超ハードスケジュールを乗り越えられるのだろうか。28日付け『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は、シモーネ・インザーギ監督のターンオーバーに焦点を当てた。
インテルはセリエAでチャンピオンズリーグ出場権争いが続くほか、ユヴェントスとのコッパ・イタリア準決勝2試合とベンフィカとのチャンピオンズリーグ準々決勝2試合が待っている。
このタフな日程に耐えるためにも、ローテーションは不可欠。だが、インザーギ監督が得意とするところではない。
『ガゼッタ』は、今季のプレータイムが2000分を超えている選手の数を紹介。インテルが12人いるのに対して、ローマは10人、ナポリ、ユヴェントス、ラツィオが9人、ミランが8人となっている。これはインテルが改善すべきポイントだと記事は主張した。
さらに記事では、昨季の過ちを指摘している。インテルはシーズン前半戦で見事なパフォーマンスを見せて首位を快走していたが、2月と3月に調子を落として、最終的にスクデットを逃している。今回の過密日程でその二の舞を演じる可能性もあるとみているようだ。
昨季はチャンピオンズリーグ・ベスト16の時期にほぼ全てのタイトルから遠ざかったインテル。この4月で好結果を残せば、インザーギ監督の評価は高まり、続投に近づく可能性もありそうだ。