非難の声に結果でこたえたインテル指揮官
インテルは14日のチャンピオンズリーグ・ベスト16セカンドレグでポルトと対戦し、敵地で0-0と引き分けた。2試合合計1−0でインテルが準々決勝進出を決めている。シモーネ・インザーギ監督が試合後の会見で本音を吐露した。
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カンピオナートで敗北がかさんで非難を浴びてきたインザーギ監督は、冷静に対処。ポルト戦で結果を残してチャンピオンズリーグのベスト8に進んだことで、再び称賛されている。
大きな目標を達成したことで、インザーギ監督はこれまで口にしてこなかった不満の一部を吐き出している。
「18カ月前、私はインテルをチャンピオンズリーグのベスト16に連れて行くために呼ばれた。私が求められたのはそこであり、その中でタイトルも手にしてきた。もちろん負けたこともあるが、カンピオナートで2位につけていて、ここまでポジティブなことをしてきた。そしてチャンピオンズリーグの準々決勝に進んだ。これは喜ぶべきことだよ」
自分はもっと評価されるべきかと問われると、こう答えている。
「昨日も言ったが、それは今話す話題ではない。インテルのこれまでの道のりはご存じのとおりだ。過去12年間でインテルはスクデットを1度獲得している。そして財政難もあった。この18カ月では、コッパ・イタリで優勝し、スーペルコッパで2回勝ち、3つのトロフィーを獲った。そしてチャンピオンズリーグの準々決勝に進んでいる。自分のためにも、家族のためにも、そういったことを話すのはそのタイミングがきたときだ」