シモーネ・インザーギ監督の采配にも問題あり?
インテルは10日のセリエA第26節でスペツィアと対戦し、敵地で1-2の敗北を喫した。イタリアメディアの採点を紹介する。
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『FcInterNews』の最低点は5で、フランチェスコ・アチェルビとラウタロ・マルティネスに付いている。
アチェルビはムバラ・エンゾラに負けたことのほかにも対応が甘かったと指摘。ラウタロ・マルティネスについては、PK失敗を引きずったパフォーマンスだったと寸評しつつ、オフサイドで取り消されたヘディング弾は運がなかったとも記している。
最高評価は6でマルセロ・ブロゾビッチやロメル・ルカクなどスタメン7人がこの採点だった。
『スポルトメディアセット』は、デンゼル・ドゥンフリースが単独最低評価の5。『TMW』は最低評価が4のラウタロ・マルティネスだが、それに次ぐ低評価5にドゥンフリースを入れている。
PK獲得とPK献上があったドゥンフリース。「獲ったり与えたりするが、スペツィアに与えるものの方が大きかった」(スポルトメディアセット)、「ワールドカップ後に完全に消えた選手の二面性の象徴」(TMW)と酷評されている。
PK失敗のラウタロ・マルティネスに4の最低点を付けた『TMW』は、シモーネ・インザーギ監督にも同じ点を付けて酷評。「アウェーでの記録はいまはネガティブな記録にもなりつつある。終盤に使った3-4-3は明らかに不慣れで解決策になっていなかった」と指摘した。
なお、スペツィアは全体的に好評価。特にPKストップのドロンゴフスキと、ゴールを決めたムバラ・エンゾラ、ダニエル・マルディーニに高い採点が付いている。