ユヴェントスやマンチェスター・ユナイテッド、アトレティコ・マドリーも関心
アタランタのジョルジョ・スカルヴィーニは、飛躍のときが近いのだろうか。『FcInterNews』が26日、現状を伝えている。
スカルヴィーニについては先日、『ガゼッタ・デッロ・スポルト』がインテル移籍の可能性を伝えていた。ただ、インテルが取引を実現するのは簡単ではなさそうだ。
スカルヴィーニに対しては、ユヴェントスも強い関心を持っているほか、アトレティコ・マドリーの関係者も何度か視察に訪れているという。
争奪戦の激しさに加えて、アタランタの意向もインテルのプラスにはならないと同メディアはみている。
アタランタは現時点でスカルヴィーニが売り時ではないと考えている模様。ペルカッシ会長の戦略としては、今季終了後にベテランの域に入った選手をなるべく高い金額で売り、スカルヴィーニは残留というものだという。来季もスカルヴィーニをとどめてコンスタントにプレーさせれば、市場価値は5000万ユーロを超える可能性もあり、18歳のタレントはまだ大切にしたい考えだという。
アタランタの戦略を変えさせる手段は?
アタランタの考えを変えられるとしたら、やはり金銭面だろうと記事は伝えている。
現在の評価額が4000万ユーロとされているスカルヴィーニ。このまま成長すれば市場価値はさらに高まるかもしれないが、それは予測に過ぎない。アタランタにこのオファーを逃すのは惜しい思わせるほどの条件を出すクラブがあれば、新たなストーリーが生まれるかもしれない。
いずれにしても、「アタランタとインテルの良好な関係」だけであっさりまとまる取引ではなさそうだ。