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セリエA第3節:日本時間27日3時45分キックオフ予定
25日にカンピオナート第3節のラツィオ対インテルが行われる。両チームの予想先発と、シモーネ・インザーギ監督の前日会見の様子を紹介する。
ラツィオ予想スタメン
~4-3-3~
GK プロヴェデル
DF ラッザリ、パトリック、ロマニョーリ、マルシッチ
MF ミリンコビッチ=サビッチ、マルコス・アントニオ、バシッチ
FW フェリペ・アンデルソン、インモービレ、ペドロ
ラツィオは前節ハイパフォーマンスを見せた最終ラインは変更なし。マティアス・ベシーノはまだコンディションが十分ではないため、トマ・バシッチが中盤の左に入るとみられる。
前線ではペドロの起用が注目されている。それでもインテル戦はマッティア・ザッカーニが先発するという声もあるが、マウリツィオ・サッリ監督の決断に注目だ。
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インテル予想スタメン
~3-5-2~
GK ハンダノビッチ
DF シュクリニアル、デ・フライ、バストーニ
MF ドゥンフリース、バレッラ、ブロゾビッチ、チャルハノール、ゴセンス
FW ラウタロ・マルティネス、ルカク
開幕2連勝のインテルは、ラツィオ戦に向けてまだ不明なポジションが2つ。ロビン・ゴセンスかフェデリコ・ディマルコが入る左サイドはまだ決まっていない様子だ。そのほかに、一部メディアはセルゲイ・ミリンコビッチ=サビッチ対策としてロベルト・ガリアルディーニが先発するとも伝えている。ガリアルディーニが入る場合はハカン・チャルハノールがベンチスタートだ。
ヘンリク・ムヒタリャンはまだ起用できないが復帰は近い。そのほかに大きな変更はない見通しだが、来週はミッドウィークにクレモネーゼがあり、そのあと9月3日ミラノダービーという日程のため、疲労の管理も必要になってきそうだ。
シモーネ・インザーギ監督前日会見
古巣ラツィオとの対戦
(チーロ・インモービレとは)ともに素晴らしいシーズンを過ごし、昨季もよくやっていた。誰にとっても特別な試合。チーロにはいつもゴールを決めていてもらいたい。だが、明日だけは一休みしてもらおう。サッリとの対戦はいつも厳しいもの。
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ミラン・シュクリニアル
集中している様子だ。プレシーズンの最初は小さな負傷で問題があったが、チーム全体と同じように状態は上がっている。
ロメル・ルカクのトップフォームはいつ
ここまで2試合で彼は良い状態であることを見せた。チームと同じように。まだまだ良くなっていくことを望んでいるし、全員がそうであってほしい。
強豪直接対決の重要性
直接対決がスクデットを左右する重要なことだというのは分かっているが、ここまでの2試合で簡単な試合がないことは分かった。強豪ですでに勝ち点を落としているところもある。スモールクラブ相手でも最大限の警戒が必要だ。
ロベルト・ガリアルディーニの起用
ガリアルディーニは前節良い入り方をした。彼はフィジカルの問題でプレシーズンに出遅れた。チャルハノールとどうするかが私の頭の中にある。明日の試合からまた過密日程だし、私は疑問を持ちつつ選手たちのトレーニングをチェックしている。
ターンオーバー
まだシーズンは始まったばかりで、チームに活力がある。そこから大きくひっくり返すのではなく、3、4つを変更させつつ、その時々に応じてメンバーを変えていくつもりだ。
クリスチャン・アスラニの役割
彼はとてもよくやっているし満足している。ただ、彼の獲得はブロゾビッチを助けるためだ。ムヒタリャン不在でインサイドハーフも考えられるが、いまのところディフェンスラインの前での起用を考えている。
将来的にフェデリコ・ディマルコをインサイドハーフで起用する可能性は?
彼は技術も機動力もあるモダンな選手だ。彼が出番を得ているのは、それにふさわしいことを自分でしているから。インサイドハーフというよりは、サイドバックもしくはウイングバックとして私はみている。ダルミアンのように2つの役割をこなせる。チームが機能するところで起用する。