移籍金はインテルを大幅に上回り最大5000万ユーロか
トリノのブレメルは、ユヴェントスへの移籍が濃厚になった。複数メディアが伝えている。
マタイス・デ・リフトを放出したユヴェントスは19日、トリノにブレメル獲得オファーを出した。
ジャンルカ・ディ・マルツィオ記者によると、最終的にユヴェントスが出したオファーは、4100万ユーロ+ボーナス900万ユーロ。ボーナスのうち400万ユーロは達成が簡単なもので、残り500万ユーロは困難なものだという。
ブレメル本人にはボーナス込みで年俸600万ユーロでオファーし、20日にメディカルチェックを受ける予定とのことだ。
インテルはどうする?
長くブレメルを追ってきたインテルは、この数日間でユヴェントスに一気に追い抜かれた。プランBはすでに発動しているはずだ。
まず、主力センターバックが必要で、『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は「ますますミラン・シュクリニアルの残留が近づいた」とした。その上で、ボルシア・ドルトムントのマヌエル・アカンジを候補に挙げている。
あと1年でドルトムントとの契約が満了するアカンジは、年俸面が問題。ドルトムントで受け取っている額よりも高い350万ユーロのオファーをすでに断っており、インテルの予算外と言われている。また、金銭以上に問題となり得るのが、選手の意思。プレミアリーグでのプレーを望んでいるため、様々なオファーを断っているという話もある。
『レプッブリカ』は、アタランタのメリフ・デミラルを候補に挙げた。こちらはアンドレア・ピナモンティとのトレードという選択肢があるため、金銭的には交渉がしやすいはずだ。
そのほかでは、ニコラ・ミレンコビッチやフランチェスコ・アチェルビが候補になっている模様。すでにアンドレア・ラノッキアの放出でセンターバックが足りなくなっているインテル。誰を迎えることになるだろうか。