今夏放出がなければ契約延長交渉開始か
ミラン・シュクリニアルの放出が話題になっているインテルだが、ステファン・デ・フライの去就にも気を配らなければいけない。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が28日に伝えた。
デ・フライは現在の契約が2023年まで。2018年にフリーで獲得したオラン代表CBはここまで十分な活躍を見せており、今夏に放出すれば、クラブに大きな黒字を生む。
ただ、『ガゼッタ』によると、ここまで正式なオファーを出したクラブはゼロ。エリック・テン・ハフ監督を迎えたマンチェスター・ユナイテッドという報道もあったが、具体的な動きはないものとみられている。
そこでインテルは、デ・フライ残留のシナリオも描かなければいけない。放出先が見つからなかったときは、1年後のフリー移籍を避けるために、契約延長に動くはず。ただ、イバン・ペリシッチがそうだったように、残り1年で新シーズンを迎えるということはリスクがある。当然、フリーでの移籍も視野に入ってくるだろう。
デ・フライが残留となれば、2022-23シーズンのインテルにはプラスだとしても、将来的な問題となる可能性はありそうだ。