インテル対ヴェネツィアに感無量のレコバ

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ヴェネツィア、マロッタ、コルドバ、サネッティ、トラパットーニ、ベシーノ、ベロン…

27日のセリエA第14節では、ヴェネツィア対インテルの一戦が行われる。両クラブでプレーしたアルバロ・レコバが、27日付『ガゼッタ・デッロ・スポルト』のインタビューに応じた。

●インテルの予想スタメン

レンタル先のヴェネツィアで大暴れ

元ウルグアイ代表のレコバは、1997年にインテルに加入。なかなか出番に恵まれず、1999年1月にヴェネツィアにレンタルで移籍すると、カンピオナート19試合に出場して11ゴールを挙げ、大きな飛躍を遂げた。

ヴェネツィア時代を振り返ってレコバは、「降格しかかっていたことを覚えているよ。全員がリスクを背負っていた。僕もそうだし、ノヴェッリーノ監督にザンパリーニ会長、GMのマロッタもね。ただ、そこからがすごかった。シーズン後半戦にアンビリーバブルなことが起きたんだ」と、奇跡の残留を果たしたシーズンについて語った。

ヴェネツィア時代の印象的な試合については「フィオレンティーナ戦のトリプレッタは覚えているよ。3月14日だったね。僕の誕生日の3日前で、フィオレンティーナの監督だったトラパットーニも同じ日だ。どっちにとってプレゼントになるかって話したものだね。数年経ったあとも『チーノ、あのときはプレゼントをありがとう』なんて言われたよ」と振り返った。

フィオレンティーナ戦のトリプレッタ

ヴェネツィアのディレクターはイバン・コルドバ

そのヴェネツィアがセリエAに戻ってきて、インテルと対戦する。レコバは「Aに復帰してうれしいよ。(昨季の)チッタデッラとのプレーオフ・セカンドレグの前、友達のコルドバがスタジアムに来ないかと招待してくれたんだ。でも断ったよ。もし勝てなかったら、“疫病神”になってしまうかもと思ってね」と、かつてのチームメートで現在はヴェネツィアの幹部であるイバン・コルドバとのエピソードを明かしている。

当時のヴェネツィアのディレクターはベッペ・マロッタ

当時のヴェネツィアでディレクターを務めていたのは、現在インテルのCEOであるジュゼッペ・マロッタだ。レコバは「彼はすごくしっかりした人だ。ヴェネツィアのときから分別のある人で、解決策を出し、クラブと選手と団結していた。少しクレイジーな監督と少しクレイジーな会長がいたけど、彼はしっかり地に足をつけていたよ。本当に素晴らしいのは、彼が変わっていないということだ。成功を収めると人は変わったりするものだけど、彼は23年前のままなんだ。謙虚でプロ意識が高い。ユーヴェで全てを勝ち取ったけど、インテルで地に足をつけてやっているよね。ザンパ(ザンパリーニ会長)に『ゴールを決めたら何でも買ってやるぞ』って言われて、僕はゴールを決めた。それで世界一大きいんじゃないかってほど巨大なテレビをもらったんだけど、ベッペはそれをみて『チーノ、それはやりすぎだ…』って言われたんだ」と、現インテルCEOとのエピソードを語った。

同胞ベシーノは「成熟している」

現在のインテルにも、レコバの同胞がいる。マティアス・ベシーノだ。ただ、最近は出場機会への不満をもらすこともあった。

●ベシーノの不満

ベシーノについてレコバは、「マティアスとはウルグアイで一緒にプレーしたことがある。今はもう成熟した選手だ。だから、インテルにはトップレベルの選手がいて、ベンチで過ごすこともあり得ると分かっているよ。彼は給料のためだけに残るタイプだとは思わない。試合に出る機会があるなら残るだろうし、そうでなければ別の道を探るだろう。ステップアップが難しいとしてもね」と話している。

ヴェネツィアのザネッティ監督と、インテルのサネッティ副会長

ヴェネツィアを率いるパオロ・ザネッティ監督は、レコバにとって元チームメートだ。「彼とはトリノで一緒だった(2007-08)ね。僕は全然良いプレーができなかったけど…。彼とも当時のトリノのチームメートとも良い思い出があるよ。みんな良い人だった」とレコバ。“Zanetti”と縁があると指摘されると、「ハビエルとの関係はもちろんスペシャルさ。ミラノで最も重要なチームメートだった。加入したてのとき、誰も僕のことなんて知らなかった。そんな人間を3カ月も自宅に歓迎してくれるなんて、ほかに誰ができる?」と現副会長との絆を語った。

ベロンの有名な言葉

「チーノが世界一の選手じゃない理由は、それを彼が望まないからだ」——。これが誰の言葉かを問われたレコバは、しっかりと覚えていた。

「ブルーハ、ベロンだね。なんのつもりで言ったのかは知らないよ。もっとできた?もちろんそうさ。でも、もっとうまくいかなかった可能性だってあるよ」