インテルが開幕2連勝、危機を救ったのはホアキン・コレア
インテルは27日、セリエA第2節でエラス・ヴェローナと対戦し、敵地で3-1の勝利を収めた。
インテルは15分、GKハンダノビッチがバックパスの処理をミス。引いてきたブロゾビッチにワンタッチで蹴らせるイメージだったのか、ややずれたパスを出してしまうと、ブロゾビッチは自身へのボールか一瞬躊躇してしまい、ボールを奪われた。そのままゴールを許してビハインドを背負う。
しかし、後半立ち上がりの47分、インテルは左からペリシッチがスローインを入れると、ジェコがフリックして出場停止から復帰のラウタロ・マルティネスがゴール。同点弾を奪う。
なかなか逆転弾が奪えずにいたインテルだが、チームのピンチを救ったのはコレアだった。74分にラウタロと代わってインテルデビューした新戦力は、83分にダルミアンのクロスにヘディングで合わせて逆転弾を挙げると、アディショナルタイムにはペナルティアークから左足で決めていきなりドッピエッタ。インテルを3-1の勝利に導いた。
交代選手を称えるインザーギ
シモーネ・インザーギ監督は試合後、『スカイ』の中で「苦しんだ。試合へのアプローチはよかったが、失点してしまったあとの前半30分は持ち味をほとんど出せなかった」とコメント。「それでチームを再編成し、ラウタロがうまく同点弾を決めてくれた。そして、交代選手たちがプラスをもらたしてくれたね」と語っている。
コレアの活躍については指揮官は「うれしいよ。ティフォージは最高の形で迎え入れてくれた。そのあとはピッチでのことになるが、ずっとサポートしてくれた。勝利は彼らのおかげでもある」と述べている。
コレア「子供のころから夢だった」
一方でいきなりヒーローとなったコレアは、「最高の一日だ。子供のころからこのユニフォームを着るのが夢だった。今日、僕はここにいて、デビュー戦で2点決めたんだ。ずっと前からここにいるような感覚にさせてくれた仲間と、信頼してくれるミステルに感謝したい」と語った。