インテルは12日、セリエA第36節でローマに3-1で勝利した。ただ、アントニオ・コンテ監督は、ラウタロ・マルティネスにかなり憤慨していたようだ。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が13日に伝えている。
不満のラウタロにコンテは…
ラウタロ・マルティネスはベンチスタートだったが、前半途中にアレクシス・サンチェスに問題が発生したため早い時間に投入された。しかし77分、まだ先発のロメル・ルカクがピッチにいるにもかかわらず、アンドレア・ピナモンティとの交代を命じられている。
険しい表情でピッチから退いたラウタロ・マルティネスは、近くにあったボトルを蹴り飛ばして不満をあらわに。映像に映っているのはここまでだが、『ガゼッタ』はその後のコンテ監督の言葉を伝えている。
これによると、不満を前面に出したラウタロ・マルティネスに対してコンテ監督は、「おい、敬意はどうした。スター気取りはやめろ!」ときつい一言を放ったという。
メンタリティの探求
当事者2人は試合後、沈黙を貫いた。ただ、コンテ監督のかわりにテレビカメラの前に立ったクリスティアン・ステッリーニ助監督は、「私も(選手時代の)14年前にコンテに同じことをされた。それが我々の望むメンタリティの探求で、全選手がベストを尽くすことを望んでいる」と述べている。
11年ぶりのスクデットに沸くインテル。選手としてはモチベーションづくりが難しく、ラウタロ・マルティネスは途中出場という点でも簡単ではなかった。それでもコンテ監督にとっては「準備不足」にうつったようだ。
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