『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は4日、今シーズン終了後の選手放出について予想した。
11年ぶりのスクデットに沸くインテル。チーム一丸で手にしたタイトルの喜びはひとしおだが、来シーズンも同じメンバーで、というわけにはいかない。選手を放出したり、選手の給料を下げるなどしなければいけない。
ヤングとコラロフは退団濃厚
アシュリー・ヤングとアレクサンダル・コラロフのベテラン2人は、今シーズンいっぱいまでとなっている契約を延長しない見通しだ。
ヤングはイングランド復帰の可能性が高い。一方でコラロフにはトルコからオファーがあるが、本人がイタリアのクラブを希望している。
ラノッキアも契約満了迫る
アンドレア・ラノッキアも今シーズンで満了する契約を延長していない。まだクラブからオファーはなく、未定だ。ただ、同紙によると、契約延長の可能性も今後の状況次第で残されている。
ブロゾビッチは放出の可能性も
マルセロ・ブロゾビッチは、主力級でありながら放出の可能性がささやかれている一人。同選手の契約は2022年まで。まだ契約延長交渉はスタートしていない。オファー次第では、インテルが放出を検討するかもしれない。
ブロゾビッチは不透明
サンチェスとビダルは…
『ガゼッタ』は、チリ人2人の去就にも触れ、この2人でより放出の可能性が高いのはアレクシス・サンチェスだとしている。サンチェスは700万ユーロ、ビダルは650万ユーロと、高額な年俸はインテルにとって大きな負担だ。
サンチェスについては、1月にローマからの関心があった。ローマ退団が濃厚と言われるエディン・ジェコと交換というのは一つの選択肢かもしれない。
1月にトレード目前までいったサンチェスとジェコ
シーズン終盤戦は手術などで離脱したビダルは、フラメンゴやマルセイユからの関心がある。ただ、本人はあまり関心がないようだ。
とはいえ、2人の去就は不透明。今後の動き次第でさまざまな展開がありそうだ。
ビダルにはマルセイユが関心
GKも入れ替えへ
GKでは、ダニエレ・パデッリが契約を延長せずに退団する見通し。また、ヨヌーツ・ラドゥもインテルを離れるとみられる。こちらはエラス・ヴェローナのGKマルコ・シルヴェストリとトレードという形になるかもしれない。
また、第4FWとしてほとんど出番がなかったアンドレア・ピナモンティも、出場機会を求めてインテルを離れる可能性が固いようだ。