インテルのラウタロ・マルティネスは、代理人たちとの関係を切ったようだ。『FcInterNews』が伝えている。
ラウタロと代理人の関係が終わったという報道は、2日に『コッリエレ・デッロ・スポルト』なども伝えていた。ベト・ジャケとロランド・サラテ、2人の代理人は、インテル移籍の立役者である。3年前、ディエゴ・ミリートからの推薦でハビエル・サネッティ副会長が両代理人と接触。アトレティコ・マドリーなどとの争奪戦を制して、今のラウタロがある。
2人の代理人とラウタロは、最近まで良好な関係だった。1月末には2024年までの新契約が大筋で合意に達したとされている。ただ、その後蘇寧の問題もあって、契約延長の話は一時停止。2月末には、4月20日頃までにサインをするという約束があったという。
ただ、ジョアン・ラポルタ氏がバルセロナの新会長に就任したことで、状況が変わったそうだ。同氏の会長復帰で、代理人たちがバルセロナと“浮気”。前線にビッグネームを加えたいバルセロナのターゲットになり、密会があったと言われている。
ラウタロとしては、インテルでのキャリアを続けたいと考えており、現時点で移籍は望んでいない。一方でラウタロの関係者はさらなるステップアップを望んでいて、これが関係悪化につながったのではないかとしている。あくまで噂レベルの話ではあるとしているが、将来についての食い違いがあったものとみられている。
代理人不在でどう交渉をするのだろうか。
同メディアによると、「おそらく父親と信頼できる弁護士の助けを借りることになる」。すでに1月の時点で合意した契約のベースがあるため、こちらで交渉が可能だ。また、シーズンの終わりを待って、新たな担当者を探すこともあり得る。一部で報じられていたパートナーのアウグスティーナ・ガンドルフォがワンダ・ナラのように出てくる可能性はないとした。