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【ジェノア23/24チーム紹介】予想スタメン・夏の移籍・主将・監督・PKキッカーなど

ジラルディーノが監督として初のセリエA挑戦

目次

予想スタメン・フォーメーション

2022/23シーズンはセリエB2位で昇格

2021/22シーズンのセリエAで19位となり降格したジェノアは、シーズン途中から指揮を執ったアレクサンダー・ブレッシン監督にチームを任せてリスタートした。シーズン序盤はまずまずだったが、その後調子を落として第15節終了後に監督交代。プリマヴェーラを担当していたアルベルト・ジラルディーノ監督が昇格した。

新体制ですぐに状況が好転。第16節から6試合で5勝1分けと一気に流れをつかみ、第22節で自動昇格圏内に浮上すると、最後までこの位置をキープし、1年でのセリエA復帰を果たしている。

2023年夏のメルカート

バンディエーラ去り、大物加入

ジェノアで300試合以上に出場したドメニコ・クリッシトが現役を引退。ステファノ・ストゥラーロもクラブを去った。

一方で、スペイン人のアーロン・マルティンがフリーで加入。イタリア代表のマテオ・レテギが前線に加わり、攻撃の迫力はアップしそうだ。さらにミランからはジュニオール・メシアスもやってきている。

ラドゥ・ドラグシンなど2022/23シーズンにレンタルで加入していた選手の多くが完全移籍で完全にジェノアの選手に切り替わっており、大きな戦力ダウンなく補強を続けている印象だ。

主な加入

  • マテオ・レテギ(ティグレ / 1200万ユーロ)
  • ジュニオール・メシアス(ミラン / レンタル)
  • アーロン・マルティン(マインツ / フリー)
  • モルテン・トルスビー(ウニオン・ベルリン / レンタル)
  • コニ・デ・ヴィンテル(ユヴェントス / レンタル)
  • ニコラ・レアーリ(アスコリ / フリー)

主な放出

  • ステファノ・ストゥラーロ(契約満了)
  • ドメニコ・クリッシト(現役引退)
  • ヤヤ・カロン(エラス・ヴェローナ / 250万ユーロ)
  • エディ・サルチェド(インテル / レンタル終了)

※移籍金は『transfermarkt』参照。

監督:アルベルト・ジラルディーノ

元イタリア代表FWのジラルディーノは、2021年10月にシエナ監督を退任してフリーになっていたが、2022年7月にジェノアのプリマヴェーラ指揮官に就任。その後、トップチームの監督解任を受けて昇格した。

昨季の功績は大きいが、監督として初のセリエA挑戦となる。ジラルディーノの監督キャリアの今後を占う大事なシーズンになるはずだ。

主将:ミラン・バデリ

クリッシトとストゥラーロがいたため正式な主将ではなかったものの、2022/23シーズンはすでに20試合でキャプテンマークを巻いた。34歳のベテランは今夏契約延長を果たしており、セリエAに戻ってきたジェノアをけん引することになる。

プレシーズンマッチでは、バデリ不在の際にはケビン・ストロートマンがキャプテンマークを巻いていた。

最高額選手:マテオ・レテギ

『transfermarkt』で最も高い市場価値が付いているのは新戦力のマテオ・レテギで1600万ユーロだ。初のヨーロッパ挑戦で価値を高めていけるだろうか。

2番手はドラグシンで800万ユーロ。アーロン・マルティンが700万ユーロ、モルテン・トルスビーが550万ユーロで続いている。

PKキッカー:アルベルト・グズムンドソン / マテオ・レテギ

2022/23シーズンにPKを担当したグズムンドソンが有力候補だが、新加入のレテギもティグレでPKを蹴ることがあった。シーズンが進むにつれて、優先順位が明らかになっていきそうだ。

ジェノア対フィオレンティーナのオッズは?

ジェノアは19日のセリエA開幕戦でフィオレンティーナをホームに迎える。17日時点で遊雅堂のオッズは、ジェノア勝利が3.00倍で、フィオレンティーナ勝利が2.25倍。ドローが3.10倍だ。

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