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ザッケローニ、約3カ月半ぶりに語る「最悪の状態は脱した」

2月に自宅で倒れた元サッカー日本代表指揮官

かつてサッカー日本代表を率いたイタリア人指揮官のアルベルト・ザッケローニ氏が、『ラジオRai』の番組に出演し、自身の体調について語った。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などが取り上げている。

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ザッケローニ氏は2月10日に自宅で転倒。頭部を打って一時意識不明となり、集中治療室で治療を受けた。その約1カ月後にリハビリ科に移り、4月21日に退院している。

ザッケローニ氏は現在のコンディションについて、「最悪の状態は脱したと思う。2カ月半の寝たきり生活で体力はずいぶん落ちてしまったが、気持ちは正しい方向へ進んでいるよ」と前向きなコメントをした。

体力が落ちても、カルチョへの情熱は変わっていない様子。ヨーロッパリーグではローマが、カンファレンスリーグではフィオレンティーナが、チャンピオンズリーグではインテルが、それぞれヨーロッパの頂点を目指してファイナルを戦うところだ。

ザッケローニ氏は「3チームとも私はポジティブな感覚を持っている。一番きついのはインテルだろうが、180分間で争うゲームだったらもっと心配していただろうね。一発勝負では何が起こるか分からないものだ」と述べた。

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