アレクサンデル・ブクサはプリマヴェーラで過ごす
昨年9月に『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が紹介し、カルチョイズムでも取り上げた【21-22セリエAブレーク期待の若手10選】。彼らはどのような成長を遂げたのだろうか。
ここではアレクサンデル・ブクサのシーズンを振り返る。もとの記事はこちら。
プロフィール
アレクサンデル・ブクサ(Aleksander Buksa)
クラブ:ジェノア
ポジション:FW
生年月日:2003年1月15日(19歳)
国籍:ポーランド
2021-22セリエA成績:4試合出場
市場価値推移:150万ユーロ→120万ユーロ
※市場価値は『Transfermarkt』参照
第2節インテル戦に出たものの…
ポーランド人のアレクサンデル・ブクサは、次代のロベルト・レヴァンドフスキという評判だったが、期待外れに終わったと言うしかない。セリエA出場はわずか4試合だった。
昨年夏にジェノアに加入したブクサは、第2節インテル戦で45分間出場。いきなり機会を得たが、その後は沈黙。ベンチ外が多く、たまにチャンスがあっても後半ラスト数分間の出場となり、プリマヴェーラでの活動がメインとなった。プリマヴェーラではリーグ戦とプレーオフと合わせて12試合に出場し、3ゴール2アシストという数字だ。
シーズン後半戦はケガで長期離脱。最後までインパクトを残すことはできず、市場価値も下がっている。とはいえ、市場価値が下がったのは、ケガで離脱している時期のこと。まだ19歳の若手は、これからの成長に期待だ。