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「私は処分されるだろうが言わせてもらう」 今度はヴェネツィアが判定に激怒【動画付き】

リベリーへのファウルで一発退場のジャッジ

26日に行われたセリエA第10節で、再び議論を呼ぶ判定があった。ヴェネツィアのパオロ・ザネッティ監督は、激怒している。『スカイ』などが伝えた。

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下位直接対決で疑惑の判定

ヴェネツィアはこの日、サレルニターナと対戦し、1-2で敗れている。シーズン終盤に残留争いを演じる可能性がある2チームの直接対決だっただけに、どちらにとっても重要なゲームだった。

試合は1-1で迎えた67分、イーサン・アンパドゥがフランク・リベリーの決定機を阻止したということでレッドカード。ヴェネツィアが数的不利になると、終了間際に勝ち越しを許している。このアンパドゥに対するジャッジが妥当だったかという点が、議論を呼んでいるところだ。

少なくとも、ヴェネツィア陣営は退場に値するようなプレーではなかったと主張している。

不満爆発のパオロ・ザネッティ「ピッチで最低だったのは主審」

ザネッティ監督は試合後、次のように語った。

「おそらく私は処分されることになるだろう。だが、私は説明を求めただけだ。攻撃的なことはしていない。その説明はなかったがね」

「私はまず自分に問いかける。そして、皆さんが知っているとおり、自分が間違えたら、そのミスを認める人間だ。本当に重要な試合だった。セリエAのチームは、大きな投資をして戦っている。こういった形で左右されるのは納得いかない。VARで何を確認したのか、訳が分からない。審判を言い訳にしたくないが、こういった試合で1人失ったらきつくなるのは当然だ」

「ピッチで最悪のパフォーマンスだったのは審判だ。あのエピソードはみんな見たとおりだろ?黙っていることなんてできない。ディ・ベッロはアンパドゥを退場にする前にVARをチェックしたんだ。何が起きたらそうなるんだ?」

会長も不満「黒い服の男に勝敗を決められるのは…」

ヴェネツィアのダンカン・ニーデラウアー会長は、「昨シーズンもサレルニターナ戦を審判の判定で負けている。また繰り返されてしまい、本当につらい。ほかのクラブと平等に扱ってほしい。言い訳をしたいわけじゃないが、黒い服の男に勝敗を決められるのはね。今日の勝ち点は2倍の意味を持つだけに、なおさら厳しいよ」

27日付の『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は、ディ・ベッロ主審に「5」の採点。「接触はあったが、流していても問題にはならなかっただろう」と記した。ヴェネツィア陣営ほど、完全なミスジャッジという見方ではなく、『コッリエレ・デッロ・スポルト』は「6」を付けている。

疑惑のプレーはこちら

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