トラジション型、攻撃重視型、バランス型…。フォンセカの選択は?
ミランが23日に行われるセリエA第13節のユヴェントス戦に向けて準備をしている。パウロ・フォンセカ監督の選択に注目が集まっており、『スカイ』が21日の練習に言及した。
代表ウィークの活動が終わって全員がミラネッロに集合したミランは、本格的にユヴェントス戦への戦術練習を始めている。マッテオ・ガッビアが復帰できる状態になったことは良いニュースだ。
4−3−3を選択する可能性があると言われるミランだが、21日の練習ではやはり4−2−3−1がベースになる模様。フォンセカ監督は、3つの選択肢を持っていると『スカイ』は伝えている。
1つは、レアル・マドリー戦のように、アルバロ・モラタを最前線に置き、左サイドからラファエル・レオン、クリスチャン・プリシッチ、ユヌス・ムサを並べるシステムで、攻守の切り替えを重視する戦い方だ。
2つめはムサではなく、右サイドに突破力に期待できるサムエル・チュクウェゼを置くシステムで、より攻撃的な圧力をかけることが期待できる。
3つめは、ルベン・ロフタス=チークを2列目の中央においてプリシッチを右に出す選択だ。こちらはバランス重視の構成だ。
フォンセカ監督が先発に誰を選ぶのかで、ミランの狙いがある程度分かるかもしれない。当日の選択に注目が集まる。