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U-21イタリア代表全選手紹介【U-21欧州選手権】

10番はロヴェッラ。トナーリ、ニョント、ベッラノーヴァ、スカルヴィーニらも

6月21日から7月8日にかけてU-21欧州選手権がルーマニアとジョージアで開催される。

イタリア代表は同大会で史上最多となる5度の優勝回数を誇っている。ただ、最後の優勝は2004年。最後のファイナル進出は2013年と、近年は優勝から遠ざかっているところだ。

優勝を目指すU-21イタリア代表のメンバーを紹介する。

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U-21イタリア代表メンバー

GK

1:マルコ・カルネセッキ

生年月日:2000年7月1日(22歳)
2022/23所属クラブ:クレモネーゼ
2022/23リーグ戦成績:27試合出場 / 47失点

アタランタの下部組織で育ち、2021年1月からクレモネーゼにレンタルで加入。セリエBですぐに定位置をつかみ、2022/23シーズンの昇格に貢献したあと、セリエAでもゴールマウスを任された。負傷離脱の時期を除いてピッチに立ち続けている。

22:ステファノ・トゥラーティ

生年月日:2001年9月5日(21歳)
2022/23所属クラブ:フロジノーネ
2022/23リーグ戦成績:37試合出場 / 24失点

サッスオーロからのレンタルでセリエBのフロジノーネに加入してゴールを守り、優勝に貢献。セリエA昇格をつかみ取った。クリーンシート20は2022/23シーズンのセリエBで最多。

19:エリア・カプリーレ

生年月日:2001年8月25日(21歳)
2022/23所属クラブ:バーリ
2022/23リーグ戦成績:37試合出場 / 33失点

キエーヴォの下部組織出身で、2020年にイングランドのリーズへ移籍。プロ・パトリアへのレンタルを挟んで、2022年夏にリーズからバーリへ完全移籍を果たした。2021/22シーズンはセリエCで戦い、プロ・パトリアの守護神を務め、22/23シーズンはバーリでセリエBの守護神を担当。昇格はあと一歩のところで逃した。

DF

20:アンドレア・カンビアーゾ

生年月日:2000年2月20日(23歳)
2022/23所属クラブ:ボローニャ
2022/23リーグ戦成績:32試合出場 / 0得点 / 3アシスト

ジェノア下部組織出身の左サイドバック。2022年夏にユヴェントスへ880万ユーロで完全移籍し、すぐにボローニャへレンタル。2022/23シーズンはハラランボス・リコヤニスにポジションを奪われかけた時期もあるが、ほぼシーズンを通してポジションを守った。チーム状況によっては右サイドに回ることもあるサイドのスペシャリスト。

14:ジョルジョ・チッタディーニ

生年月日:2002年4月18日(21歳)
2022/23所属クラブ:モデナ
2022/23リーグ戦成績:18試合出場 / 0得点 / 0アシスト

アタランタの下部組織で育ったセンターバックで、2022年夏にモデナへレンタル移籍。シーズン開幕から先発の座をつかんだが、10月と2月にそれぞれ1カ月ほどの離脱となるケガもあって、この出場試合数だった。193cmの長身とフィジカルの強さが武器だが、足もとの技術にも自信を持っている様子。セリエB18試合出場で警告10回は多すぎかもしれない…。

6:マッテオ・ロヴァート

生年月日:2000年2月14日(23歳)
2022/23所属クラブ:サレルニターナ
2022/23リーグ戦成績:17試合出場 / 0得点 / 0アシスト

パドヴァとジェノアの下部組織で育ち、2020/21シーズンにエラス・ヴェローナでブレークしたセンターバック。だが、2021年夏にアタランタへ移籍してポジションを獲得できずにブレーキが掛かった印象。2022年1月にカリアリへレンタルされたあと、2022/23シーズンはサレルニターナに完全移籍したが、シーズン序盤のケガもあってなかなか定位置をつかめず。サレルニターナでのスタメン出場は8回どまりだった。

15:カレブ・オコリ

生年月日:2001年7月13日(21歳)
2022/23所属クラブ:アタランタ
2022/23リーグ戦成績:17試合出場 / 0得点 / 0アシスト

2016年にアタランタの下部組織に入ったセンターバック。SPALとクレモネーゼへのレンタルを経験して評価を高め、2022/23シーズンにアタランタで起用されるようになった。ただ、シーズン序盤はレギュラーだったものの、パロミーノの出場停止処分が解けたあとはベンチに座ることがほとんどだった。

3:ファビアーノ・パリージ

生年月日:2000年11月9日(22歳)
2022/23所属クラブ:エンポリ
2022/23リーグ戦成績:33試合出場 / 2得点 / 2アシスト

ビッグクラブも獲得に興味を示す左サイドバック。ベネヴェントの下部組織で育ち、アヴェッリーノでの経験をへて、2020年夏にエンポリに加入。アヴェッリーノでの2シーズンでセリエDとCを経験、エンポリ1年目でセリエBを戦って、21/22と22/23シーズンはセリエAで活躍している。

5:ロレンツォ・ピローラ

生年月日:2002年2月20日(21歳)
2022/23所属クラブ:サレルニターナ
2022/23リーグ戦成績:26試合出場 / 2得点 / 0アシスト

インテル下部組織出身のセンターバック。2020/21シーズンから2シーズンにわたってモンツァへレンタルで加入して経験を積み、2022/23シーズンはサレルニターナへ。開幕当初はベンチだったが、徐々に信頼をつかみ、後半戦は不動のレギュラーになった。サレルニターナは500万ユーロの買取オプションを行使する意向とされている。

2:ジョルジョ・スカルヴィーニ

生年月日:2003年12月11日(19歳)
2022/23所属クラブ:アタランタ
2022/23リーグ戦成績:32試合出場 / 2得点 / 1アシスト

U-21イタリア代表きってのスター候補センターバック。19歳の若さですでにアタランタでの地位を確立しており、ビッグクラブが獲得を狙っている才能。2015年にブレッシア下部組織からアタランタ下部組織に移り、完璧な成長を続けているところ。今後の動きが最も注目されるタレントの一人。

13:デスティニー・ウドジエ

生年月日:2002年11月28日(20歳)
2022/23所属クラブ:ウディネーゼ
2022/23リーグ戦成績:33試合出場 / 3得点 / 4アシスト

イタリア期待の左サイド。エラス・ヴェローナの下部組織で成長して2021年夏にウディネーゼへ移籍。2022年夏に1800万ユーロでトッテナムへ完全移籍。その上でレンタルでウディネーゼにとどまっている。FIGCのリストではDF登録だが、ウディネーゼではシーズンを通して3-5-2の左サイドを担当。推進力のあるドリブルが大きな武器。インサイドハーフや3バックの左を担当する器用さもある。イタリア生まれだが、両親がナイジェリア人で英語は苦としない。

12:ラウル・ベッラノーヴァ

生年月日:2000年5月8日(23歳)
2022/23所属クラブ:インテル
2022/23リーグ戦成績:18試合出場 / 0得点 / 1アシスト

ミラノ育ちで2006年にミランの下部組織に加入した右サイドバック。2019年までミランでプレーしたあと、フランスのボルドーへ移籍。その後、アタランタ、ペスカーラへのレンタルを経て2021年夏にカリアリへ移籍して活躍し、2022年夏にインテルにレンタルで加入。インテルでは右ウイングバックの3番手という立ち位置でなかなか出番は増えなかったが、チャンピオンズリーグ決勝で途中から起用されており、ビッグクラブでも一定の評価は得ている様子。今夏の去就にも注目。

●ベッラノーヴァ関連記事

MF

16:エドアルド・ボーヴェ

生年月日:2002年5月16日(21歳)
2022/23所属クラブ:ローマ
2022/23リーグ戦成績:22試合出場 / 1得点 / 0アシスト

2012年からローマの下部組織でプレーして育ったセントラルMF。2021年5月にトップデビューを飾り、2022/23シーズンは徐々に出番を増やした。ヨーロッパリーグ準決勝のレバークーゼン戦で決勝点も挙げた。憧れはダニエレ・デ・ロッシ。

7:サルヴァトーレ・エスポジト

生年月日:2000年10月7日(22歳)
2022/23所属クラブ:SPAL→スペツィア
2022/23リーグ戦成績(SPAL):17試合出場 / 2得点 / 2アシスト
2022/23リーグ戦成績(スペツィア):15試合出場 / 1得点 / 0アシスト

インテル下部組織で育ったあと、2018年にSPALへ移籍。レンタルで経験を重ねて成長した。2022/23シーズン前半戦はSPALの主将として活躍して冬にスペツィアへ移籍。初のセリエA挑戦で定位置をつかんだ。2人の弟とは異なり、ボランチが本職。

21:ファビオ・ミレッティ

生年月日:2003年8月3日(19歳)
2022/23所属クラブ:ユヴェントス
2022/23リーグ戦成績:27試合出場 / 0得点 / 3アシスト

ユヴェントスで最も期待される才能の一人。2011年に下部組織に入団してメキメキと力をつけ、2021/22シーズンのプレシーズンキャンプからトップチーム帯同。2021年12月のチャンピオンズリーグ・マルメ戦でデビューを果たした。カンピオナートでは2022年3月のサレルニターナ戦でデビュー。2022/23シーズンはコンスタントに起用され、14試合で先発起用されている。

4:サムエレ・リッチ

生年月日:2001年8月21日(21歳)
2022/23所属クラブ:トリノ
2022/23リーグ戦成績:28試合出場 / 2得点 / 1アシスト

すでにトリノの中心選手となっている守備的MF。2022/23シーズンは負傷離脱の時期を除いて先発だった。もともとはエンポリの下部組織出身で、2021/22シーズンにブレーク。2022年1月のメルカートでトリノに完全移籍オプション付きレンタルで加入し、その後完全移籍に切り替わった。エレガントなスタイルで広い視野をいかした展開力が最大の武器。

10:ニコロ・ロヴェッラ

生年月日:2001年12月4日(21歳)
2022/23所属クラブ:モンツァ
2022/23リーグ戦成績:28試合出場 / 1得点 / 2アシスト

2017年にジェノアの下部組織に入って成長したあと、2021年1月にユヴェントスが権利を獲得。このシーズンをジェノアで過ごしたあと、2022/23シーズンはモンツァにレンタルされた。ケガで離脱した時期を除いてシーズンを通してボランチのレギュラーポジションを任されてチームの飛躍に貢献。ボランチ以外にインサイドハーフもできる上、状況に応じてトレクァルティスタにもなれる。その万能さの源である戦術理解も高次元。

8:サンドロ・トナーリ

生年月日:2000年5月8日(23歳)
2022/23所属クラブ:ミラン
2022/23リーグ戦成績:34試合出場 / 2得点 / 7アシスト

実績・実力ともこの世代では抜きんでているMF。セントラルMFとして必要なあらゆる能力が高い。ブレッシアの下部組織で育ち、2020年夏にインテルとの争奪戦の末にミランにレンタルで加入。1年目は適応に苦しんだものの、それでもミランは完全移籍での買取を決めると、2年目からは完全に主力の一人になった。

FW

23:ニコロ・カンビアーギ

生年月日:2000年12月28日(22歳)
2022/23所属クラブ:エンポリ
2022/23リーグ戦成績:28試合出場 / 6得点 / 2アシスト

モンツァ生まれ。地元クラブでプレーしていたところ、アタランタのスカウトの目に留まり、2009年に加入。以後、複数クラブへのレンタルを経験している。2020/21シーズンはセリエBのレッジャーナでプレー。翌21/22シーズンはポルデノーネでセリエB36試合に出て7ゴールを記録。22/23シーズンは初のセリエA挑戦で28試合に出て6ゴールを記録した。左ウイングベースながら、攻撃の複数ポジションをこなせる。右足のシュート技術も魅力。

18:マッテオ・カンチェッリエーリ

生年月日:2002年2月12日
2022/23所属クラブ:ラツィオ
2022/23リーグ戦成績:21試合出場 / 0得点 / 0アシスト

ローマの下部組織出身の左利きの右ウインガー。2020年夏にマラシュ・クンブラの取引の一部でエラス・ヴェローナへ移籍し、プリマヴェーラで活躍したのち、トップに昇格。2022年夏に完全移籍オプション付きレンタルでラツィオに移籍した。ラツィオではまだレギュラーではないが、途中出場で21試合に出場した。高い技術と積極性が武器。時折見せる足技にも注目。

9:ロレンツォ・コロンボ

生年月日:2002年3月8日(21歳)
2022/23所属クラブ:レッチェ
2022/23リーグ戦成績:33試合出場 / 5得点 / 2アシスト

2010年にミランの下部組織に入って順調に成長したセンターフォワード。2020年6月のコッパ・イタリア準決勝ユヴェントス戦でトップデビューを飾り、同年7月のボローニャ戦でセリエAデビュー。ただ、その後はレンタルの道へ。クレモネーゼ、SPALで経験を積み、2022/23シーズンはレッチェでプレー。8月のセリエAベストゴール賞を受賞するなど、豪快な左足で注目を集めた。

11:ピエトロ・ペッレグリ

生年月日:2001年3月17日(22歳)
2022/23所属クラブ:トリノ
2022/23リーグ戦成績:18試合出場 / 2得点 / 1アシスト

2011年にジェノアの下部組織に入り、2016年12月に15歳280日でセリエAデビューを飾った神童。翌2017年5月のローマ戦で初ゴールを決めると、同年9月のラツィオ戦でドッピエッタを達成。セリエA1試合2ゴールの最年少記録を打ち立てた(16歳112日)。この評判を聞きつけて2018年1月にモナコへ2090万ユーロで移籍したがふるわず。2021年夏にミランにレンタルで加わったが、半年で打ち切りとなり、レンタル先をトリノに変更。2022年夏に完全移籍に切り替わった。負傷による離脱が長かったが、今年5月にゴールを決めた際は、ジェノアのライバルであるサンプドリアを相手にトドメの一撃を決めて相手のティフォージをあおる行為もあり、イバン・ユリッチ監督にも怒られた。

17:ウィルフリード・ニョント

生年月日:2003年11月5日(19歳)
2022/23所属クラブ:リーズ
2022/23リーグ戦成績:24試合出場 / 2得点 / 4アシスト

すでにイタリア代表でも常連となっている19歳のウインガー。インテル下部組織の有望株だったが、2020年夏にスイスのチューリッヒへ移籍したことでブレークを果たしてロベルト・マンチーニ監督に呼ばれるようになった。2022年夏にリーズへ移籍してプレミアリーグを経験。初速の速いアタッカーでウイングが本職だが、高い技術を持ちあわせており、セカンドストライカーも得意。密集の中で数多くボールに触り、切り裂くことができる。

オマケ:U-21イタリア代表市場価値トップ10

順位名前年齢クラブ市場価値(単位:万ユーロ)
1位サンドロ・トナーリ23ミラン5000
2位ジョルジョ・スカルヴィーニ19アタランタ4000
3位ディスティニー・ウドジエ20ウディネーゼ2500
4位サムエレ・リッチ21トリノ2000
5位タイニコロ・ロヴェッラ21モンツァ1800
5位タイウィルフリード・ニョント19リーズ1800
7位ファビオ・ミレッティ19ユヴェントス1500
8位マルコ・カルネセッキ22クレモネーゼ1300
9位タイカレブ・オコリ21アタランタ1000
9位タイファビアーノ・パリージ22エンポリ1000
9位タイエドアルド・ボーヴェ21ローマ1000
『transfermarkt』6月19日時点

U-21イタリア代表の対戦カード(現地時間)

  • 6/22 21:45 フランス対イタリア
  • 6/25 19:00 スイス対イタリア
  • 6/28 21:45 イタリア対ノルウェー
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