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天才か問題児か――。カッサーノ自身選ぶキャリアベストゴール5選

元イタリア代表のアントニオ・カッサーノが、自身のキャリアで決めたゴールの中でトップ5を選出した。2018年の『セーコロ XIX』に対するインタビューから紹介する。

カッサーノは、ピッチで魅せる圧倒的な才能で観衆をトリコにした。その一方で問題児としても知られ、たびたび呆れさせてもいる。彼の悪行は“カッサナータ”と呼ばれ、「またやらかした」と話題になることもしばしばだった。

それでも、クラブで140ゴール、イタリア代表で17ゴールと、現役時代に多くのゴールを決めている。その中でカッサーノ本人がトップ5を選出した。

「1999年12月のバリ対インテルは間違いないトップだ。次の北アイルランド戦の右ボレー。3位はパルマにいたときのボローニャ戦だ。残りの2個はサンプドリア時代からにしよう。フェラーリスでのユヴェントス戦でキメンティから決めたゴール。そして、2010年のダービーでルッキーニからのボールにヘディングで合わせたゴールだ」

カッサーノが挙げたベストゴールは以下の5つ。

1位:バーリ対インテル(1999/12/18)

カッサーノのハイライトといえば、決まって紹介されるこのゴール。カッサーノを一躍有名にした一発であり、説明不要のスーパーゴールだ。

2位:北アイルランド対イタリア(2011/10/11)

2011年にEURO予選でアッズーリは北アイルランド代表と対戦。そのときに飛び出したのがこのゴール。後方からのロングフィードにダイレクトボレーで合わせた。走り込みながら一度しっかりとゴールとGKを確認しているあたりも、並外れた選手だったことを感じさせる。

3位:パルマ対ボローニャ(2013/11/30)

これも天才のセンスがあふれる一撃。右からのCKにダイレクトでボレーで決めた。大きく空けたニアに低いボール。イメージ通りのセットプレーで、イメージ以上のゴールが生まれている。

4位:サンプドリア対ユヴェントス(2010/3/21)

カッサーノのゴールでは比較的珍しいロングシュートでの一発。カッサーノの視野からすれば、隙があればゴールを狙うのは当然だ。その上で精度の高い強烈なシュートを、ユヴェントス相手に叩き込んだ。

5位:サンプドリア対ジェノア(2010/4/11)

トップ5で最も地味なゴール。だが、スタジアムの熱狂ぶりは一番だ。ジェノバダービーで決めたヘディング弾は、そのまま決勝点になっている。

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