ローマとラツィオのファンが激突
イタリア内務省は15日、ローマとラツィオの両サポーターにアウェーゲーム3試合の観戦を禁止する処分を下した。『スカイ』などが報じた。
これは、セリエA第32節のローマダービーで両サポーターが衝突したことが原因だ。この暴動で24名の警官が負傷したこともあって、内務省は厳しい措置をとった。
アウェーゲーム3試合観戦禁止ということで、今季残り試合の遠征を、実質的に禁じる処分となる。また、来季以降、リスクの高いカードについては、ナイトゲームでの開催を禁じるようイタリアサッカー連盟(FIGC)に通達済みとも報じられている。
ラツィオは次節がアウェーでのジェノア戦で、その後エンポリ戦があり、第37節はサン・シーロでのインテル戦だ。ローマは第34節がアウェーでのインテル戦で、第37節はアウェーでアタランタと対戦。最終節はトリノと対戦する。
ローマダービー前に場外2箇所で暴動
15日(火)までに7人の逮捕者が出ている。うち1人はすでにスタジアム入場禁止処分を受けていた人物で、そのほかの逮捕者も全員が顔なじみの関係とのことだ。