16位に低迷する名門
28日に行われたセリエA第6節でローマはジェノアと対戦し、アウェーで1-4と敗れた。
第4節でエンポリに7-0で勝利して今季初勝利を手にしたローマ。続くヨーロッパリーグのシェリフ戦で連勝を飾り、前節トリノ戦では1-1と引き分け、徐々に状態は上がっているのかと思われたが、ジェノア戦で再びブレーキがかかっている。
開始5分、アルベルト・グズムンドソンにゴールを決められて先制されると、22分にレオナルド・スピナッツォーラのクロスにブライアン・クリスタンテがヘディングで合わせて同点とする。
しかし、前半終了間際にマテオ・レテギに決められて勝ち越しを許してハーフタイムを迎えると、後半に入ってなかなか追いつけず。74分にはCKからモルテン・トルスビーにゴールを許して差が広がり、81分には昨季までミランにいたジュニオール・メシアスがジェノアデビュー戦でダメ押しの4点目。ローマは1-4で大敗した。
次節フロジノーネ戦に燃えるモウリーニョ
ジョゼ・モウリーニョ監督は試合後、『DAZNイタリア』で次のようにコメントを残した。
「ルカクのゴールがオフサイドで認められなかったときに同点にできる可能性は感じたが、1-3にされて試合は終わった。4点目は試合の文脈外だ」
「失点が多いのは確かだ。イバニェスのミスが象徴的と言われているが、実際にはソリッドにやっている。スモーリングがいると負けることは少ないが、そのせいでソリッドさがなくなったというのは正しくない」
「ローマで最悪のスタート? いや、私のキャリアで最悪だ。ただ、ローマの歴史で2度連続ヨーロッパカップ戦のファイナルに進んだのは史上初のことだろう」
「これが我々であり、ここから抜け出さなければいけない。次の試合は勝ち点7でも8でもない。勝ち点は3だが、ただ、それは非常に重要だ」