エイブラハム復帰は2024年に
ローマが前線補強に動き出したようだ。6日付け『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えている。
ローマはセリエA最終節で不運に見舞われた。タミー・エイブラハムが前十字じん帯を痛める重傷を負っている。同紙によると、年内の復帰は厳しく、代役補強が不可欠だという。
『ガゼッタ』がその後釜候補として挙げているのは、スペツィアのムバラ・エンゾラと、ガラタサライのマウロ・イカルディだ。
エンゾラは今季のスペツィアで大活躍。現時点で評価額は1000万ユーロとなっている。スペツィアはまだ残留プレーオフを残しているが、どちらにしても今夏飛躍の可能性は考えられる。
一方のイカルディは、現在30歳。すでに過去の人と思われているかもしれないが、今季はトルコ1部で24試合に出て22ゴールを挙げ、アシストも4つ記録している。こちらはレンタルでイスタンブールに加わっているため、交渉相手はパリ・サンジェルマン。パリ・サンジェルマンで受け取る900万ユーロの年俸がネックではあるものの、チャンスはあるとみられる。
ローマはエイブラハムの代役を任せたいアンドレア・ベロッティが今季のカンピオナートで無得点に終わった。代役としては頼りないところで、しっかりと計算できるセンターフォワードが欲しいはずだ。