ローマは10月31日のセリエA第11節でミランをホームに迎え、1-2で敗れた。ローマ陣営が憤っているジャッジについて、イタリアメディアはどう伝えているのだろうか。
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●ローマ陣営は判定に激怒
『コッリエレ・デッロ・スポルト』は、ズラタン・イブラヒモビッチに対するファウルはなかったという見方。「まずは側面同士のぶつかり合いで、マレスカはおそらくそこでファウルを取った。が、ファウルではない。接触があったのは、お互いがボールからかなり離れたところだった」とし、ファビオ・マレスカ主審に「4」の低評価を付けた。
『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は「5」の評価。ただ、こちらは「PKはあった」という主張だ。それでも、テオ・エルナンデスに対する2枚のイエローカードは厳しく、全体で9枚のイエローカードを出したことは、試合をコントロールできなかったとしている。
両紙がそろって指摘しているのは、終了間際の場面。ミランは自陣ペナルティエリア内で、シモン・ケアーがマヌエル・ペッレグリーニを蹴ったシーンがあった。『ガゼッタ』は、疑問が残るジャッジと記している。どちらとも、インテル対ユヴェントスでデンゼル・ドゥンフリースのアレックス・サンドロに対するファウルを引き合いに出し、あれがファウルなら、これもファウルになるはずだという指摘だ。