ユヴェントスのPKは妥当だったのか 「VARは違う」「妥当なジャッジ」と意見分かれる【インテル対ユヴェントス】

24日に行われたセリエA第9節のインテル対ユヴェントスのジャッジが翌日も話題になっている。

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『ガゼッタ・デッロ・スポルト』『コッリエレ・デッロ・スポルト』は、一面からVARについて言及。注目のジャッジについて触れている。ただ、今回は見方によっていろいろな意見があるようだ。

『ガゼッタ』は、デンゼル・ドゥンフリースがアレックス・サンドロの足を蹴っていたのは確かであり、PKのジャッジに問題はないとした。その上で、VARが入ったことには疑問符を付けている。

シモーネ・インザーギ監督が指摘していたとおり、マウリツィオ・マリアーニ主審は目の前で問題のプレーを見ていた。そして、ノーファウルで続行を決め、そのあとにVAR担当のマルコ・グイーダから連絡を受けて、オンフィールド・レビュー。最終的にPKを宣言している。この場合、基本的にVARは介入しないはずというのが同紙の主張。「アレックス・サンドロの右足で隠れて2人の接触が見えていなかった」ということであれば、明らかなミスジャッジということでVARの対象にはなるが…、というところだ。

『ガゼッタ』がマリアーニ主審に「5.5」を付けた一方で、『コッリエレ・デッロ・スポルト』は、「6」の評価だった。

こちらは、VARの介入が妥当だったという判断。「明白なミスであり、VARが入るのはOK。その強度は関係ない」という見解だ。VARのグイーダには「6.5」とさらに高い評価を付けており、このエピソードで最適な判断だったとみている。

『コッリエレ・デッラ・セーラ』は、元審判のパオロ・カザリン氏の談話を紹介。「エリアの端でドゥンフリースがアレックス・サンドロの足に当たったのは確か。マリアーニは接触の程度を考慮して止めなかった。VARのグイーダは、映像を見てマリアーニを呼び止めた。そしてPKになったが、PKといっても微妙なところだ。PKの厳密なジャッジは数年前から研究されているが、(FIFAを含め)いまだに誰もみつけていない」と述べた。

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