ローマ、ジェコが「打撲」で招集外に。フォンセカは辞任を否定。「6人目の交代は…」

ローマのパウロ・フォンセカ監督が22日、試合前日会見に臨んだ。『コッリエレ・デッロ・スポルト』などがその様子を伝えている。

ローマダービーを落とし、コッパ・イタリアのスペツィア戦で6枚目の交代カードを切ったフォンセカ監督は現在、クラブと一部選手から信頼を失っている。『コッリエレ・デッロ・スポルト』は22日、「フリードキンはアッレグリを望んでいる」と一面に記し、監督交代に向かっているのではないかと伝えた。

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デリケートなタイミングで会見に臨んだ指揮官は、「会長の信頼はずっと感じている。今日も話し、彼のサポートを感じた」と述べている。

選手側で最も反発しているのはエディン・ジェコと言われている。ジェコを翌日の試合で先発起用するかと問われたフォンセカ監督は、「残念ながら、我々はチームに少し問題がある。ペドロは良い状態ではなく、ムヒタリアンも微妙だ。ジェコは試合で打撲をした。昨日痛みがあり、試合に向けて準備ができていない」と欠場を示唆。ジェコとの関係について問われると、「ほかに言うことはない。彼はプレーできない。私は明日の試合に集中している」と答えるにとどまった。

6人目の交代については、「確かに起こったことだ。全員がルールを知らなければいけない。問題は、ルールが毎年変わることだ。私は自分の責任から逃れたくない。ただ、今は次の試合に集中するときだ」と語っている。

チームからの支持を今でも感じると話したフォンセカ監督。それがなくなった場合は辞任するかと問われると、「新しい会長のもとで新しいプロジェクトが進んでいる。時間の中で困難が生まれ、そこで我々は成長しなければいけない。私は投げ出すようなタイプではない」と、辞任を否定した。

なお、レーガ・セリエAは22日、コッパ・イタリアのローマ対スペツィアが0-3で扱われることを発表している。

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