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大混乱ローマ、120分間戦ってスペツィアに敗戦…。「6人目の交代」でどのみち敗退か

ローマは19日にコッパ・イタリアでスペツィアと対戦し、延長戦の末に2-4で敗れた。ローマの敗退だけでなく、この一戦はさらなる議論を呼びそうだ。

ラツィオとのローマダービーに0-3で敗れた直後のローマ。その傷は癒えていないようで、開始15分で2失点という嫌なスタートを切る。それでも前半終了間際に追いつくと、73分にムヒタリアンがゴール。2-2に追いつき、延長戦に突入した。

90分で3人の交代カードを切っていたローマは、延長戦からジェコを投入して勝負を決めにいく。しかし、延長前半開始直後にマンチーニが2枚目のイエローカードで退場すると、直後にはペナルティエリアを飛び出して相手の決定機をファウルで止めたGKパウ・ロペスも退場となり、一気に9人になってしまう。

するとパウロ・フォンセカ監督は、もちろん、控えGKダニエウ・フザトを投入。さらに、ペドロが下がってきて、イバニェスと交代した。……6人目の交代である。延長後半に2失点したローマは、2-4で敗れた。

フォンセカ監督は試合後、6人目の交代について問われると、具体的な話は避けた。立ち上がりの15分については、「アプローチの問題ではないと思う」と語り、「問題があれば、我々の中で話し合う」と述べた。

ただ、フォンセカ監督は6人目の交代であることについて忠告を受けていたという話も出ている。イバニェス投入前、ペジェグリーニがタッチライン際で話をしていた様子は中継で映っていたが、その際に話していたことが「6人目の交代になるのでは」という指摘だったという。

ロマニスタたちからはSNSなどで「恥を知れ」といった言葉が乱れ飛んでいるとのことだ。

ローマ専門メディアの『VoceGialloRossa』は、「完全なカオス」と見出しで嘆き、「延長後半に3点目、4点目を取られたが、すでに負けていた」と落胆。規定違反で0-3の敗戦扱いになる可能性があることを伝えている。

さらに記事は、今シーズン開幕戦にも触れている。ローマはヴェローナと対戦して0-0で試合を終えたが、選手登録のミスで0-3の敗戦と扱われた。これを引き合いに出し、クラブがどのような反応を見なければいけないと記した。

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